タミヤ TA08で走るその①

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完成したので早速走らせます。
レッツゴーサーキットDo!!

・現在のセッティングはどうよ?

多少オプション入ってますがほぼ説明書通りです。
変えたところ、って言えば、
フロントダブルカルダン化
フロントデフはガム
くらいかな。

なんの工夫もしていない車です。
ベアリングのグリス抜きもしてねえや。

・レッツシェイクダウン!

やってきましたサーキットDoさん、レース前日で少々混み気味。
ショップとピットはエアコン効いてて涼しいけどコースは暑いしお立ち台はさらにあちぃ。

タミチャレGT仕様ってことでタイヤはタミチャレ(硬度測定済みでマッチング済み、マッチング方法はこちら)、ボディはライキリノーマル重量、ウイングは付属。
路面温度は計ってないけどすげえ熱い、前回のレースからレイアウト変更もされてないんで糞タイヤでもバリ食いの予感しかしねえぜ!レッツコースイン!!

路面温度測定には↓こんなのが便利です。
路面温度が何度だからこういうセットにしよう、でも使えますし、
うわー熱いなあ、という確認のためだけにも使えます。

ピットタオルがおしゃれ

久々の15.5tモーターなんで腰が引け気味ですが走りだします。
ああ、曲がるなあ、てのが感想。
フロントがしっかりグリップしてて、ちょっとしたステアリング操作にも過敏な位に反応してくれます。それでいて挙動が乱れません。
「ステアリングをこんだけ細かく左右に振ったら破綻する」っていうのが染みついているので細かいライン変更繰り返す際は反射的にスロットル戻してしまうんですが、その必要が無い感じ。
糞タイヤでこの反応はすげえな、路面がいいってのもあるけど。

でも今までのツーリングカーとちょっと違う感じ。
ちゃんと走るんだけど違和感がすげえんですよ、その正体を探るべく注視します。

ロールがすごいんだ。超傾いてる。
これがシャシのせいなのかSSBBのせいなのかよくわかんないけど多分両方。
でもこれが違和感の正体ではないような。

うーん、フロントが勝ってるていうのかな。
リアもちゃんとグリップしてて、巻くような感じはないんだけど、なんて言うか、
「リアの存在感が希薄」
て感じかしら。
リアタイヤじゃなくてリア全般、モーターから後ろくらいが全然主張してない、っていうか。
FF車みたいな走り、っていう感じかな、いや違うかな…

この操作感に慣れるべきか、自分好みに合わせるべきか悩みますが自分の好みに合わせることにします。
でないとネタになりません。

・ちょっとセッティング変えよう

おいらは「弱アンダーかつマイルド」という操作感が好みなんで少し落ち着いた方向にするべく持っていきます。

まずキット標準だとリバウンドがフロント5mmリア3mmって感じになってるので、今までのツーリングカーと同じくらいにします。
TA07とかTB-05だとフロント3mmリア5mmくらいにしてるのでまずはその数字に。
今までの車だとリバウンド調整用のイモネジを90度回すだけで随分感覚が変わりました。
ミリ単位で変えるんだから劇的に変わるはず、1コーナー曲がり切れなかったりして、とか予想して走らせてみます。
確かにリアが食うようになって弱アンダー化したのですが、予想より大幅に変化が少なくて拍子抜け。
もっと大きく変わってもおかしくないんだけどなあ…。

次にフロントの過敏さを抑えるべく何やるか考えますが、フロントバネが硬いんだろうな、ってことで柔らかいバネにしようと思ったんだけど今付けているのが一番柔らかいバネ。
そんじゃあ、てことでダンパーを寝かせます。
なんとなく落ち着いたかな。

リアトー角を変えてみます。
リアトーは、サスマウント(のブッシュ)を交換するか、トーコントロール部を調整することで変更できます。
どっちでやる?ていろんな人に聞いてみるとこれが結構複雑で。
一本書けるくらいの話しになるので詳細後日書きますが、今回はサスマウントのブッシュを一個離れる方向になるように交換、2.5度だったのが3度となりました。
これで走ってみるとこれもまた安定方向に。でももう少しリアグリップが欲しい。

じゃあボディ変えるか、てことでライキリからフェラーリF12tdfの軽量に変更。
サーキットDoさんのタミチャレGTは、過去に使われていたボディならば使用可能、というレギュレーションになってます。
このボディ、ライキリよりも安定型でリアのグリップが厚くなるイメージ、軽量だからロール少なくなるだろう、て目論見もあり。
走ってみるとリアがどっしりして操作しやすくなりました。切り返しも速くなったかな、いや気のせいかな。

調子に乗ってリアのバネを硬くしてみます。
スーパーソフトから赤のソフトに。
フロントよりリアを一個硬いバネにするってのはおいらのツーリングカーの鉄板セット、これでちょっとスロットルの反応が良くなった感じが。
リアの存在感が出てきた気もします。

でもフロント勝ち気味なのは相変わらずだし、リアはしっかりしてきたんだけど依然として主張が少なく感じます。いや錯覚か。難しい。
ロールの大きさも気になってきます。もう少しスパスパと切り返したい!

スタビライザー入れるのが手っ取り早いんだけど、スタビについてはやや否定派なんでできれば入れたくありません。
でもこの車は必須かなあ、ぶっとい奴入れざるを得ないのではないかなあ、と考えますがそもそももう売ってないというですね。

ダンパーのV8パーツに穴開けろ、て指示あったので開けていますが、これ開けない方がロール少なくなる気がします。
でも新型V部品持ってない。

じゃあオイルシールの上にウレタンブッシュか?
いやあそれはどうなんだろうか。これは最後の手段的な、もう少しこのシャシわかってからだよなあ。

夜に宅急便で正規品のSSBBが届くので、そっちはV8に穴開けない方向でいくか、てことでとりあえず放置します。
この状態でレッツ走り込み。

何本か走ってて、一度コーナーでスライドしちゃってリアヒットしてアクスル破損しました。
トーコントロール部のターンバックルはチタン使ってたんで曲がりませんでした。
アルミなら曲がってたかも、感があります。

大きなクラッシュはこれくらいかな。

・走り込んでて気が付いたこと

細いホイールハブ使うとアクスル取り付け用のビスに接触するかも。
キャンバーにもよるけどちょっと注意がいるかも。

ロールがでかいからタイヤハウス部にタイヤが接触しがち。
ボディは少し上げるか、保護テープとか貼っておいた方がいいかも。

やっぱり↓のMB1のネジは緩むので、定期的に確認が必要。
余裕あったら10mmビスにしてやると、ネジが抜けてワッシャ紛失って悲劇も少なくなるかも。

タイヤを接地させた状態でセッティングボードとかに直で置いておくとシャシが歪むかも。
ちゃんとメンテナンススタンド使った方がいいっす。

・結局詰め切れず

良く曲がるんだけどいまいち安定してなくて操作しにくい感じになってしまいました。
翌日レースがあるんでTA08でタミチャレGT出てやろう、と思ってたんですが、この車で出るのは結構迷惑かけそうだな、てことでタミチャレGT出場は来月に回します。
いやあ難しい。そもそも俺の好みに合わせるのが正しいのか、てのも疑問、箱出しのTA08の操作感に慣れる方が正解なのか。

で、翌日のレース、今回はサーキットDoオリジナルカテゴリであるタミチャレSTに出ることにします。
こっちは17.5tモーター使うのでスピードが遅く、セッティングにも寛容です。
以下続刊!次回レース参戦記!

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