中古で買ったタミヤ TA06MSをレストア魔改造する その4

中古で買ったタミヤ TA06MSをレストア魔改造する その4

タミヤTA06MSをレストアしてます。
今回で完成予定でーす。
前回はこちら

㉕ダンパーの組み立て

TRFダンパーがついています。全バラして整備します。

フロントはIFS用で長いシャフトが使われていますのでノーマル長の物に交換します。
アマゾンで安く売ってたOPの金メッキシャフト投入だ!

ついでに前後共Oリング、オイルシールなんかも交換。Oリングは随分膨れてた。
リアのシャフトはノーマル長なんでそのまま流用、フロントだけ金色、っていう仕様に。

V部品は綺麗なんでそのまま流用。
バネはOP440の黄色がついてたんでそのまま。
オイルは前後共400番入れときました。

試したいセッティングもあるんだけど純正セットで走らせてから、ってことで。

㉞ステアリングサーボの取り付け

サーボの取り付けはアルミのこれ使ってます。

TB-03 アルミサーボステー (R)
2個必要。

うまいこと外側にオフセットさせないとベルトに接触するんで注意。
JJ1のサーボ台はいらないっちゃあいらないんだけどそのまま使います。
「カーボンサーボプレート (TA06・FF-03) 84410」ていう素敵なパーツが存在してるんだけどもう売ってないねーこれも。

BA35のアルミパーツ、いらねえんじゃねえの?と思ったんですが、これバッテリー押さえのパーツなんですね。
外す前に気がついてよかったわ。

㊲ホイールの取り付け

ボディポストは新品が付いています。
新品はもったいないので、前後共TA06-Rで使ってた先端カットしたやつと交換します。
ホイールハブは4mmで薄いんだけどオフセット2ホイールつけるからこのままでいいか。

㊳ウレタンバンパーの取り付け

バンパー押さえはカーボンに。

これ交換したところで効果は無いと思うんだけどやっぱりカーボン好きじゃん。
ここカーボンだとかっこいいじゃん。

㊴走行用バッテリーの搭載

無印や-Rはバッテリープレートを4本のネジで押さえてましたがこいつは3本。
少しだけメンテナンス性がアップしてますね。
当時わざわざネジ外してバッテリー交換なんてめんどくせえなあ、と思ってたんだけどTD4とかみてると随分マシだなあw

このバッテリープレート、ロワデッキと接触してないんですよね。
ロワデッキの真ん中にでっかい穴が開いた状態なんだけど強度大丈夫なのか?
変にしなったりしないか?ちょっと不安。でもどんな走りするか楽しみ。

㊶スタビライザーホルダーの取り付け

スタビライザーホルダーはついてなかったんで手持ちのNパーツから流用。
TA06パーツは一通りなんでもあるな俺んち。
TA06PROや-Rレストアするときに一通り買ったんで、半端な物も含めて樹脂パーツの在庫はありますよ、ええ。

スタビライザーはTA06用の物をメルカリで購入できました。
スタビが10本にアルミのホルダーが1個ついて800円送料込み。お買い得!

アルミホルダーはうまいことつかなかった

TRF420足につくようにいい感じで作ります。
でも作ったところで多分使いません。

スタビの流用はレギュレーションで認められてるんで、タミヤ製なら何使ってもいいようです。
多分全く役に立たない情報ですが、TA06系シャシにTRF420足つけた場合、TA06用スタビ使うといまいちしっくりこないんで他車種用のを流用した方がいい気がします。
TA07/TB-05のリア用とかがいい気がする!

ポンダーステーはボディのきれっぱしで作ってフロントにつけるんでK10パーツは外しています。

・メカ搭載

アンプは04SRつけてモーターは17.5t乗っけてます。
サーボはKOの。こないだまでTA08に乗せてたBSx3-one10 Responseてやつ。
08にBSx3-one10 Flectionてのを乗っけたんで余ってました。
サーボセイバーは新品に。
サーボセイバー、白がいいとか黒がいいとかいろいろ説があるみたい。
今回OP1121のアルミのサーボホーン使ってます。でもこのアルミのはサーボセイバー攻撃するんであんまり良くないって話しも。

サーボはN3、N4てスペーサー入れてオフセットせよ、て書いてあるんだけどNパーツって柔らかい樹脂で。
これじゃちょっとサーボ固定できないんじゃないの?て思ったんでアルミスペーサー入れてます。

アルミスペーサー使用

・重量バランスの調整

メカ一式乗っかったんで重量バランスを調整します。
バッテリーがセンター置きなんでそれほどバランス悪くないはず。
実際測ってみるとボディ無しで左が605グラムで右が619グラムと超優秀。
前は577グラムで後ろは647グラム。
TA06シリーズみんなそうだけどこれもかなりリアヘビー。
でも左右バランスはすこぶるいい。
バランスウエイトは乗っけない方向で。

NSXノーマル重量乗っけて総重量が1340グラムとなりました。おお、軽い。

・車高とアライメント調整

タイヤは新ロットのミディアムナローレーシングラジアルを入れて車高は前5mm後ろ6mmにします。
リバウンドは前後共5mmにしています。

トー角、フロントはトーアウト1度、リアはトーイン2.5度にしています。
TA06-Rの初期値と一緒です。

キャンバーはフロント1.5度、リア2度にしています。
キャンバーの確認方法として、基本の基本ですが
「何周か走ってからタイヤ見て、タイヤの接地面(トレッド)全面が路面にあたってるかを確認する」
て教わりました。トレッド面にまんべんなくほこりや砂利がついてるかを確認する、って感じ。
わざと角度つけて味付けを、みたいなこしゃくなテクニックもあるみたいだけどまず上記が基本。
TA06-Rは1.5度って指示で、これだとリアが路面に全面当たってない感じだったんでリアを2度にしてますが、これは走ってから調整します。

舵角は左右とも17度に。
17度って数字には根拠もないですしこだわりも無いので走らせておかしければ即変えます。
初期値同じにしておけばシャシの素性がわかりやすいだろ、てだけです。

こんな感じで完成。


カーボン多用でかっこいいなあ。青いし。シャシが細いっすねー。

TA06-Rのときも感じたけどまあ硬いですね。これで頭殴られたら血が出るわ。
ロール方向はほんの少し動くけどピッチング方向には全く動かず。
最近はTA08ばっかり触ってるってのもあるけど、すっげえ硬く感じます。
昔は「とにかく硬く!硬いは正義!」て感じでしたからねえ。
でも速いモーター使う時なんかは硬い方がいいわけで、そう考えるとTA06の狙いの広さというかTA08の狙いのピンポイントさ、エッジな設計思想ってのも感じますね。

今回は新古車だったんであまり手がかからず全体的にすげえ楽でした。
オプションもまだまだ入手可能だし。オークションやらメルカリ探せばすげえ安い。部品入手だけ考えればTA06おすすめかも。TA06買ってMSに改造、てのも面白いかも。あ、またひとネタできた。

カーボンが多くてかっこいいけどリア側にもう少し青いパーツが欲しいですねー。
色バランス考えてアルミステフナーとか買っちゃうか。
いやこれ以上リア側重くするのだめじゃね?ステフナーは高い位置にあるからロール増えるし。
でも色的にさー。
いやシャシの色とか走ってたら見えないから関係無いだろ?
でもアルミかっこいいじゃん。
いや結構金額するだろステフナー。
でも3000円だぞ安い安い、買っちゃえよ。
うーん…

てわけで今度走らせてきまーす。

今回は少な目

TA06MSカテゴリの最新記事