「ロールさせない」てセッティングコンセプトをぱくって試す

「ロールさせない」てセッティングコンセプトをぱくって試す

人のセットをぱくる、てのはまずやらないんですが、2022年4月に行われたタミグラ関西大会のMの優勝者が面白そうなセッティングをしていたのでぱくりました。
記事にする気がなくて写真撮ってないんで今回画像少な目です。
やってみたら結構面白かったんで記事にしちゃった。

・セッティングはどんな?

タミグラ関西大会Mクラスの優勝者様のセットなんですが、
ダンパーのオイルが前300番/後ろ350番、ダンパー立ててスプリングはハード、スタビも硬い、っていうセッティングで。
タミヤ公式のyoutube配信を流し見してたら紹介されてたんだけど、面白いっていうか極端なセットなんで目が止まりました。

解説の河野さん曰く「路面が特殊なんでひっかからないようにロールさせないでその場で向き変えるようにしてるんじゃないかな」てコンセプトみたいです。
タイヤのグリップ頼みのセットになるんじゃないかしら。
こういう割り切ったセッティング、面白いと思います。ばっちりはまって優勝してるし。

ちなみに関西大会の路面はこんな感じ。

画像はタミヤ公式より

レンガかな?横浜赤レンガ大会の路面と似た感じですね。

・よしぱくってみよう

手持ちのツーリングカーで試してみます。
Mは変化感じられるほどの腕も無いしツーリングカーの方が変更できるところが多いんでわかりやすいだろ、てことで。
手持ち、っていうとTA08かTB-05でやることになります。TC?なにそれ?
ロールさせない、てコンセプトならTB-05の方がいいんじゃないかしら、てことでTB-05を選択。
こいつはOPのカーボン混入ロワデッキ使ってるからちょうどいい。
コースはサーキットDoさん、あるていど路面がわかるんでセット変えても感じ取れるはず。

まずは普段走ってるタミチャレ仕様セットで走らせます。
ダンパーは前後オイル400番でスプリングはOP440の前黄色、後ろは青。普段からそこそこ硬いバネ使ってます。
ダンパーステーは前後ともだいたい真ん中の穴使ってます。
スタビは前だけ、一番細いやつつけてます。
ボディはライキリノーマル重量。

いい感じに走るのを確認したところでセットを替えます。

オイル入れ替えて前後300番、バネはそのまま黄色青ですが一番立てた位置に。
前も後ろも一番硬いスタビつけてみます。ボディはそのままライキリノーマル重量。

画像が無くて寂しいので適当な画像貼っておきます。これは洞爺湖行ったときの画像

・さてどうなる?

リアにもスタビつけちゃったんでリアのグリップ薄くなるんじゃないかなあ、オイル柔いのとバネ硬いから切り返しは軽くなんじゃないかしら、て予想しつつコースイン。

超スピンカーとなってまともに走りませんが、3周程走るとちゃんと走るようになります。多分タイヤがあったまってグリップ上がったんだと思います。
クイック気味の操作感となっておいらの好みではありませんが、軽快に走るんで結構楽しい車になってます。
ただ、タイヤあったまってもちょっと気を抜くとスピンするので操作には気を使う感じ。
切り返しは軽快になりますが予想ほどではなく。これは前バネも青、もしくは前後白とかにすればよかったかな。

・結論は?

これもうちょっとセット詰めてリアのグリップ確保できれば十分使えるんじゃないかしら。
タミチャレ用の糞タイヤじゃなくていいタイヤ使ってグリップ確保すれば最初からちゃんと走れるだろうし、このコンセプトなら軽量ボディ使えばさらにいい感じになりそう。

こういう「何かに特化したセッティング」て中々使う機会ないかもしれませんが、一回やってみて引き出し増やすのもいいんじゃないでしょうか。
横浜赤レンガに参戦するときはちょっと参考にさせてもらおうと思います。

これはこないだの函館旅行のときの

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