タミグラフレッシュやツーリンググランプリ、ストリートクラスなどで選ぶべきタイヤ

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先日タミグラに出場してきました。とても楽しかったです。
という夏休みの作文のような出だしですがちょっとこれ問題かな、と思ったことがあったので急ぎUPします。
主に表題のクラス出場者、もしくはタミグラに初めてとか2回目とか検討中という方向けです。

てわけでコラムです。

8月3日4日とタミグラ参加してまして、空いた時間はずっとレース見てたのですが、フレッシュクラスやストリートクラスで非常に苦労して走っている方がいらっしゃいまして。
最近始めたばかり、という方でちょっと車を拝見したのですが、履いてるタイヤが「ミディアムナローレーシングラジアル」「M2ラジアル」でした。
「買ったらついてた」「車についてた」とのこと。

ラジコンはタイヤで8割決まります。9割という方もいるほどです。
M2ラジアルはまだそこそこ使える、路面によってはかなりいいタイヤなのですが、ミディアムナローレーシングラジアルはあまりよろしくありません。
実際、走行には非常に苦労されていました。

本来レースは楽しいものなんですが、タイヤチョイス間違えるとまともに走らずにストレスが溜まります。
せっかく勇気を出してタミグラに出たのに「レースはつまらん!」となってしまってはとても勿体無いことです。

というわけでタイヤ自由クラスに出る初心者向け、鉄板タイヤを書いておきます。

カーペット路面ならCタイヤ

路面がカーペットの場合、「タミヤ ホップアップオプションズ OP.1256 ファイバーモールドタイヤC」てのを選んでおけば大丈夫です。
1パックで2個入っており、前後で4個使いますので2パック必要です。下記から購入!

このタイヤはインナーが必要です。
タミヤ HOP-UP OPTIONS OP-582 モールドインナー ミディアムナロー/ミディアム」てのを買っておけば大丈夫です。
1パックで2個入っており、前後で4個使いますので2パック必要です。下記から購入!

さらにホイールも必要です。
タミヤ HOP-UP OPTIONS OP-471 ミディアムナロー5本スポークホイール白 (±0)」 てのを買っておけば大丈夫です。
これは4個入っているので1セットで大丈夫、下記から購入!

アスファルト路面の場合は

アスファルト路面の場合、路面温度によって2種類あります。

・暑い時期

夏場、7月から9月中頃の直射日光の当たるアスファルト路面の場合は、
タミヤ ホップアップオプションズ OP.705 ファイバーモールドタイヤ B3」てのを買っておけば大丈夫です。
通称「びーすりー」、路面温度が30度位から60度位まで、いい感じにグリップします。
1パックで2個入っており、前後で4個使いますので2パック必要です。下記から購入!

・そうでも無い時期

真夏以外の時期でアスファルト路面の場合は、
タミヤ ホップアップオプションズ OP.433 ファイバーモールドタイヤ ミディアムナロー A」てのを買っておけば大丈夫です。
通称「エータイヤ」、路面温度が5度位から30度位まで、いい感じでグリップします。
1パックで2個入っており、前後で4個使いますので2パック必要です。下記から購入!

インナー、ホイールは同じくこれ買っておけば大丈夫です。

とりあえずこれが鉄板です。
慣れてくると、この路面だとGP-Aの方が、とか、この気温の場合はインナーはハードが、とか色々選択肢が出てくると思いますが、始めたばかり、周りにアドバイスしてくれる人がいない、といった場合でしたら上記のもの使ってみてください。

ちなみに横浜のようなレンガ路面は何使ってもグリップしませんがAタイヤかCタイヤ、インナーはソフトが比較的ましです。
M2ラジアルが!て話しも聞いたことありますし結局はどれが鉄板なんだかわかりません。
僕が出た時は、ちょうど僕のヒートの前に雲が切れて日が差して、急に路面温度が上がったためかAタイヤがバリ食いでした。
その後、日が隠れてAでもダメになってました。

ミディアムナローレーシングラジアルという糞タイヤ

最近のキットにはミディアムナローレーシングラジアル、ミディアムナローレーシングスリックといったタイヤがついています。
雑誌なんかでミディアムナローレーシングラジアルについて
「グリップも良く、コストパフォーマンスの良いタイヤ」
的な紹介記事がありますが、本当は
「(シャシのメカニカルグリップを引き出すことが出来るエキスパートにとっては値段の割に)グリップも良く、コストパフォーマンスの良いタイヤ」
です。
カッコ内はタミヤへの忖度なのか伏せられていることがほとんどです。
ラジコンを始めたばかりの方が、キットについていたから、安いからといって購入してレースに出てもあまり楽しくありません。

タイヤが自由に選べるレギュレーションのレースでは、初心者の方が敢えて選ぶメリットはありません。
タイヤ径が大きいので直線の伸びを期待して使うエキスパートはいますが、それでも出場者の2割とか3割程度です。
ミディアムナローレーシンスリックのグリップ感も似た感じですが、タイヤの直径がAタイヤなんかと変わりませんのでメリットは無く選ぶ人は皆無です。

ミディアムナローレーシングラジアルはタミヤから新製品として出た時に即購入しまして、吉祥寺ユザワヤ屋上で試したのですがあまりの曲がらなさっぷりに「なんだこの糞タイヤ!」と思いました。
操作に慣れる為の練習で使うにはコスパが良くていいタイヤですし、ある程度慣れてきたらセッティング能力を育ててくれるタイヤなんですけどね。(フォロー)

あんまり関係の無い画像

終わりに

ラジコンはタイヤで8割決まります。
「買った時についていたタイヤ」はそんなに良いタイヤではありません。
操作に慣れる為の練習は、買ったときについてたタイヤでいいのですが、レースの時はタイヤには気を使った方が楽しく走れます。
ちょっと値段はしますがその価値はあります。
きっとレースを楽しめますよ。

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