4駆なら前後同じタイヤ使ってりゃいいんだけど2駆だとそうもいきません。TCみたいなのもあるけど。
特に(変な)2駆の新型車が出た場合は、最初のうちはみんな手探りに。
BT-01でタイヤを選ぶ際に私がやったことを書いていきますので参考に。
でも大前提として、「おいらがカーペット路面のサーキットを走って感じたこと」なんで当てはまらないことも多いと思います。
路面変われば正反対になることもあるし、感じ方で曲がる曲がらないの表現も変わっちゃう。
なのでそれを踏まえた上で読んでね。
・タミグラBT-01ワンメイクで選択可能なタイヤとインナーのグリップ
BT-01の記事でこのタイヤ選択ネタを書こうと思ったんだけど書ききれないんで別記事としてここで上げます。
でも「これで1本」となるとたいして書くこともないんで、一般的な話しをたくさんして文字数を稼ぎたいと思います。
まずレギュレーションを踏まえた上で、BT-01のタイヤの選択肢としてあるのが
・ミディアムナローレーシングラジアル
・ファイバーモールドソフト
・ファイバーモールドミディアム
・ファイバーモールドハード
になります。
こんだけあるタイヤから選択しなきゃならないんだけどお金も有限なんで取捨選択します。
ファイバーモールドソフトは極寒い時期に使うものなんで今回は除外します。
タミグラやるのは夏だしソフトって減りが早くて金かかるし。
残りの3本で、一般的な温度のカーペット路面で走る場合はグリップの良い順に
①ファイバーモールドミディアム
②ファイバーモールドハード
③ミディアムナローレーシングラジアル
ってなると思います。
で、今回はミディアムナローレーシングラジアルも除外します。
リアに使うと進まないしフロントに使うと曲がらないから。
「前後ミディアムナローレーシングラジアル」って選択肢もあるけどそれはまた別の話しで。
「結局前後レーシングラジアル」だと面白くないし。でも最終的にそうなりそうだなあ…
次にインナー。レギュレーション的に選べるインナーが
・ソフト
・ミディアム
・ハード
・スポンジ
の4種類です。
ファイバーモールドタイヤに入れるインナーって一般的な温度のカーペット路面で使う場合、グリップの良い順に
①ソフト
②ミディアム
③ハード
④スポンジ
ってなると思います。(C2だと逆になったりするんだけど)

・好みの操縦感に沿ったタイヤを考える
これはラジコンやる上で基本の話しなんで何度も書いてるんだけど、セッティングとして一番最初にやることは、
リアグリップの確保
です。
リアグリップが無いとスピンカーとなってまともに走りません。
でもリアグリップが高いと相対的にフロントグリップが薄くなって曲がらなくなります。
がんばって曲げましょう。
で、その「がんばって曲げる」具合は操縦する人の好みなんで人それぞれです。色々話し聞いたけどみんな違いました。
おいらの好みは
弱アンダーかつマイルド
です。
その弱アンダーかつマイルドにするべくタイヤとインナーを選びます。
上記で取捨選択したので、使えるタイヤが2種類
①ファイバーモールドミディアム
②ファイバーモールドハード
インナーが4種類
①ソフト
②ミディアム
③ハード
④スポンジ
になり、[タイヤ2種類×インナー4種類]×前後輪なんで、8種16個のタイヤを作ればいいのかな。
取捨選択しても16個って、そんなにタイヤ買えんわ。
もう少し合理的に、前輪か後輪を固定して、それで他を選ぶ、って感じにしたいと思います。
この場合固定すべきはリアタイヤですね。インナーをスポンジにします。
なぜならスポンジにすると直径がでかくなって直線スピードを稼げるからだ!
この辺の固定する部分を決めるのは経験とか知識ですね。
なのでリアタイヤは
ファイバーモールドハード/インナースポンジ
もしくは
ファイバーモールドミディアム/インナースポンジ
の2種類になります。
で、おいらは「弱アンダーかつマイルド」ってのが好みなんで、フロントタイヤをリアタイヤよりもグリップの弱いタイヤにしなければなりません。
でもリアタイヤが[ファイバーモールドハード/インナースポンジ]だった場合、これよりもグリップの弱いタイヤは無いので、フロントも[ファイバーモールドハード/インナースポンジ]にしなければなりません。
まずはこれで走ります。
わざわざ作ったのか?って?いや、2年前にTC-01でTRFクラスに出た時に作ったものがまだあったの。
TC-01で色々タイヤを作ってテストして、すげえ引き出しが増えました。
5月頭の北海道の室内カーペットコースで前後[ファイバーモールドハード/インナースポンジ]で走った場合、タイヤがあったまってもちょっとスピンし気味の動きをします。
コーナーの最後でずり、っていく感じ。
前進力も弱い気がします。
おそらくグリップが無さすぎなんでしょうね、無しだなこれ。
てわけでリアタイヤは
[ファイバーモールドミディアム/インナースポンジ]
で固定します。
で、リアを[ファイバーモールドミディアム/インナースポンジ]にした場合、これよりもグリップが弱いタイヤというと、
ファイバーモールドハード/インナースポンジ
ファイバーモールドハード/インナーハード
ファイバーモールドハード/インナーミディアム
ファイバーモールドハード/インナーソフト
という組み合わせになります。
これをフロントに入れて試します。
経験から見当をつけて、まずはフロントを「ファイバーモールドハード/インナーハード」にします。
走ってみるとなかなか良いけどややアンダー。曲がりが少し足りません。
じゃあ、ってことで「ファイバーモールドハード/インナーミディアム」にしてみます。
曲がりが良くなりますがステアリングをラフに動かすとインリフトが発生、これダメだわ。ハイサイドするわ。
レースで競ってる時に冷静にステアリング動かせる自信がねえ、ってことで、結局タイヤは
フロント:ファイバーモールドハード/インナーハード
リア:ファイバーモールドミディアム/インナースポンジ
で行くことに。
曲がりが足りませんが、その辺はセッティングでなんとかします。
てわけでタイヤは決定。
・終わりに
これは5月頭の室内カーペットコースでの話しなんで、8月になったらまた変わります。
一般的に路面温度が上がるとグリップは上がります。
BT-01がハイサイドする際はフロントから行く感じなので、フロントグリップが弱くなるタイヤを選ぶか、フロントグリップを抜く方向にセットを変えるかしなければならなくなると思います。
めんどくさいですね。
でもそれが楽しいのよ。
今回は「こんな感じでタイヤを選びました」って話しなんですが、すげえわかりにくいですね。
読み返して絶望しました。
おいらの物書き力もここまでか、って感じ。

タミヤ ホップアップオプションズ No 2001 ファイバーモールドレーシングタイヤ 22001
まあ結局前後レーシングラジアル、ってなると思うんですけどね。

タミヤ SPARE SP 1023 ミディアムナロー レーシングラジアルタイヤ