手持ちのTA06をレストアしまーす。
第2回目、ちょっと目玉も。
前回はこちら。
・TA06の現状はこうだ!
現状こんな感じ。
ロアデッキのゆがみは無いみたい。流用できそう。
ベルトはだるだるです。伸びてるから交換だねこれ。
プーリーも汚れてるから交換しちゃいます、高いもんじゃないし。
底面まで青いんだけどこれはあんまりよろしくないって最近気が付きました。
底面までアルミビスを使っちゃうと相対的に重心上がっちゃう。
底面は鉄ビスなんかにして重くした方がいいかもしれません。
展示用にするんで新品のボディポストを購入してつけていました。
リアのポストが長すぎるんでNパーツをもう1セット買ってカットして使います。
サスマウントはアルミだったんだけどTA07で使うから、てことで外してしまい樹脂に戻してます。
ダブルカルダン入ってる、すげえ。俺が入れたんだけど記憶にない。
ロールセンターとかわかってなくていたずらにスペーサー入ってますね。多分雑誌の受け売りです。
最近はTA08触ってるせいかシャシのガッチガチっぷりにちょっと引きます。ロワデッキがカーボン混入品ってのもあるけど。
カーボンサイドブレイス入れてるせいもあるのかな、ほんとにガチガチ。
持ってる人は触ってみて欲しい。これで頭を殴られたら血が出そう。いやTA08で殴られても血は出るだろうけど。
当時は「とにかく硬くするんだい!」て感じだったんでしょうか。こんなに硬くて大丈夫だったのか?走らせるのがちょっと楽しみになってきた。
・はい組み立てまーす
説明書順で組み立てていきます。
①リアギアデフの組み立て
まずはリアデフ。ボールデフ購入したんで組み立てます。実は2個目。前使ってたのはM用にしちゃった。
ボールは3/32インチってサイズ。
3/32インチのボールの予備ですが、SPとかOPではセラミック玉とかタングステン玉とか高いやつしか出ていません。
鉄玉なら京商から安いのが出ていますが、これ使ったらタミグラ出れませんので注意。
もっと安いの、て方はモノタロウとか探すといいかも。 3/32インチ もラインナップありますし、3mm玉とか選び放題。
これ書いてるの11月の中旬なんだけど、今度出るTD4のデフもこれ使ってるらしくて。
パーツとかリニューアルされてるんだったらちょっと気になるなあ。
TA08のボールデフも一緒に買ってたんで一緒に組んでしまおうと思ったんですが、ボールがごっちゃになったら困るんでやめておきました。
②ギアケースの組み立て
アイドラーギア、カウンターギアは高いもんじゃないんで新品交換、セラグリス塗布。
ベアリングもチェック。
③スパーギアの取り付け
K13,オプションのアルミ使ってたんですが、底面を止めてるネジもアルミにしてたんですよ。
ねじ止め剤つけすぎて外そうとしてネジ切れました。
なのでヤフオクで中古を購入してます。
アルミパーツにアルミネジ付けるときは注意しましょう。わかったか俺。
今回は珍妙ボディつけてサーキットDoさんのタミチャレSTに出よう、て考えております。
レギュレーションはギア比が7.15以上、色々計算してスパー63tのピニオン19tで7.18に。これで行こうと思ったんだけど物理的にギアが届かない。
スパー70tのピニオン21tで7.22、コンマ0.07落ち。しょうがないからこれでいきます。
ギア比の計算方法はこの辺↓
TA06は構造的にモーターの熱が逃げないのでハイギアード&長時間レースだと不利になるんだけどこれくらいのギア比ならば大丈夫。冬だから熱くなりにくいし。
⑥リアアッパーバルクヘッドの取り付け
ベルトは新品に。まだ新品買えます。
上が新品で下が中古。
中古は山のエッジが鈍くなってるんだけどわかるかな?
アッパーアーム取付用ピロボール、PROだとA11にダイレクトについてますが-RだとN9のスペーサー入ってます。
ロールセンターを調整したんだと思います。
Rの真似しようかと思ったんですがPROとRではサスアーム違うんでそのまま真似てもダメだろう、てことでとりあえず放置、説明書通りに。
そもそもおいらはロールセンターてのが良くわかってないというですね。
⑧ステアリングワイパーの組み立て
はいここ目玉、ちゅうもーく。
TA06組んでメカ積んだ人ならだいたい同じこと考えると思うんですよ。
「これアンプの位置逆じゃね?」
て。
これ絶対おかしいんですよ、サーボとアンプを逆にすればシャーシ跨いだ配線しなくていいし。
なんでこんなレイアウトにしたんだ?設計中に誰も指摘しなかったのか?て思ってたらTA06MS出たときしれっとなおしてやがるんだ。
なのでこれも改造、サーボを右に持ってってアンプを左に持って行きます。
使用するパーツはこれ。
・13450520 ステアリングアーム(青)
・OP.1498 TA06 カーボンサイドブレイス
これあれば入れ替えられます。
「13450520 ステアリングアーム(青)」はTA06MS用のパーツなのでアフターパーツになります。まだあるかどうかわかりません。
タミヤに電話して在庫確認後、最寄りのショップで頼んでください。
カーボンサイドブレイスは装着済み。
で、改造自体は非常に簡単、K5パーツの変わりに「13450520 ステアリングアーム(青)」を入れるだけです。
穴開けるとかの工作は不要です。
そんでK6の代わりにK5を入れます。
入れるとこんな感じになります。
これが本来あるべき姿じゃねえかなあ、と思うんですが。
10年越しであるべき姿になった感
サーボ取り付けは画像の感じで。
スペーサー入れてサーボを外側に移動させないとベルトに接触します。
サーボによって変わると思いますが、おいらのは3mmくらいオフセットさせました。
ちなみにこの改造はタミグラタミチャレではグレーとなっています。
車検担当によってははじかれることもあるようなので、タミグラタミチャレ出る方は注意してください。
タミグラの相互車検なんかだと突っ込んでくる人もいると思います。今TA06で世界戦出ようとする人もいないと思うけど。
というわけで次回に続く。毎週金曜日更新予定。次回更新は多分年明け。乞うご期待!