TA06をレストアしてちゃんとセッティングして走らせてみたい③

TA06をレストアしてちゃんとセッティングして走らせてみたい③

はい続きでーす。
前回はこちら

⑩センタープーリーの組み立て

K9パーツ、ミドルプーリーマウントは樹脂ですが、-RとかMS用でアルミパーツが出ています。

13450521 ミドルプーリーマウント

てのがこれ。

アフターパーツなんでカスタマーに在庫確認してあったら注文してください。
これ出た当時交換するのが流行っておいらも交換しました。秋葉のスパラジで普通に売ってた。
ここアルミにすることによる主な効果は「青くなるんでモチベーションが上がる」です。
副次的に「かっちりするんでブレが無くなる」ってのもあるかもしれません。

⑪フロントロワバルクヘッドの取り付け

バルク周り、前後ともOPでアルミパーツが出ています。
実売で約5000円とか例によってすげえ高いんですが、驚くべきことにまだ新品で入手可能です。
お金が余って余ってしょうがない、て方はぜひ買って。
おいらは買えませんがフロント用はちょっと欲しい。リアは重いし最初から硬いからいらないや。
TA06用は需要の予測誤ったんでしょうね。
それに懲りたのかTA07とかTB-05用は作る量をかなり減らしたんだと思います。瞬殺でした。

⑬フロントデフギアの取り付け

フロントベルトはSPが出ていないんですが、
OP.1144 TRF416 ローフリクションドライブベルト(リヤ)
が使えます。

一応交換しました。

⑭リアアームの組み立て

足はショートリバサスの新品に。
金型がへたってるのかちょっとくたびれた感じもします。
シャフトは曲がりも無いので流用します。ていうかレストアしたときに交換した覚えがある。
リバウンド調整用の3x10ホロービスは10mmアルミビスにしています。
いちいち1.5mmレンチに持ち変えるのがめんどうなので。てのは建前で本当は青いとテンション上がるからだ!
最近の足は4mm穴になっちゃってるんでこの技使えなくてちょっと寂しい。

⑮リアアームの取り付け

TA06PROのリアのサスマウント、前XA後ろDが付くことになっています。2.5度くらいトーインになるようです。
対してTA06-Rのリアは前A後ろEで、少し幅が広がってトーイン2度になっています。足が短くなったからサスマウントで広げたのかな?
今のトレンドから考えるとリアトーは2度から3度くらいだよね、って感じなんで、とりあえず前XA後ろDつけておいて走ってから考えます。
冬の北海道でのシェイクダウンになるんで後ろはDとかEくらいになりそうな予感。

⑲フロントアームの取り付け

TA06PROのフロントサスマウント、前後ともAが付くことになっています。トー角無しでだったんですね、へー。
対してTA06-Rのフロントは前C後ろAと1.5度くらいトーアウトになっています。
TA07とかTB-05とか最近のトレンドは1度くらいトーアウトだから-Rはちょっと大きいですね。

TA04なんかはトーインだったし、そこからトー0になってトーアウトに移行、て感じの過渡期だったのかな。

私は前の後ろをX、前の前をAで0.5度トーアウトにしました。これも走ってから調整することにします。

サスマウントまとめるとこんな感じ。

・PRO(MSも)
前前:A
前後ろ:A
後ろ前:XA
後ろ後ろ:D

・-R
前前:C
前後ろ:A
後ろ前:A
後ろ後ろ:E

・俺の初期
前前:A
前後ろ:X
後ろ前:XA
後ろ後ろ:D

⑳フロントアクスルの組み立て

ナックル、Cハブ共に418用の物を使います。
フランジパイプも適したものをちゃんと付けました。わかりにくいんだよなこれ。

現状でダブルカルダン入ってました。得した感。俺が入れたんだけど。
ダブルカルダンは掃除して、ついでに軽量クロススパイダー入れてます。

㉒ダンパーの組み立て

IFSのピストンロッドは「OP.1043 TRF501X ハードチタンコートピストンロッド」が使えます。

既に入れてました。
そんなにへたってないんでピストン含めてそのまま流用します。
シリコンOリング類やオイルは交換します。シェイクダウンは冬の北海道なんでオイルは柔らか目がいいんだけどとりあえず前350番後ろ400番で行きます。
バネはOP440で前黄色後ろ青にしておきます。TA06はリアヘビーになるってのもあるけど前黄色後ろ青はおいらの鉄板セットだ。

TRFダンパーの整備は楽しいなあ。

今回はここまで、てわけで次回。

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