手持ちのDB01をレストアしまーす。
第2回目、前回はこちら。
・手持ちのDB01の現状と今後の方向性
走ってないから状態はいいですね。
ロワデッキの反りも無いっぽいです。
あったところでスペアが無いんでどうしようもないんですが。
付いてるダンパーはOP.926 DF-03 アルミダンパーセットだと思います。
当時入手できる4駆用アルミダンパーがこれだけだったんで、これ買ったんじゃなかったかな。
でも今入れるならばOP1504、OP1505のバギー用ビッグボアARダンパーの方がいいらしいです。かなりいいらしいです。
まあ2022年4月現在で売ってないんですけどね。
次点でOP.1028 バギー用エアレーションオイルダンパー、こいつは入手可能。
アマゾンで2割引くらいで売ってます。
買い替えようかと思ったんですが、エアレーションダンパーが苦手で。まともに組めると思えないんで現状のまま行きます。
エアレーションとか高額だしこの車そんなに走らせる予定も無いし。
デフは前後ボールデフでした。
Doさんでオフ車のレースやるってんで2年くらい前に整備した記憶があります。
DB01はレギュレーション外だったんで結局走らせてないんですけどね。
ボールとプレートは交換してたような気がするんで、掃除してデフオイルとバネ交換で行けると思います。
ついでに手持ちのTA05のワンウェイがそのまま使えるはず。
ギアデフはどうしたもんかな。
そんなに走らせるわけでもないから入れなくていいかしら。
ベルトは大丈夫っぽいけど10年前の物だし交換します。
スリッパークラッチが入ってるんだけど調整方法とかよくわかってません。
そもそもどんな役割なのかもわからず入れていました。
今ならなんとなくわかります。なんか着地の時の衝撃をどうにかしたりしなかったりするんだろ?
調節方法とかよくわかんないけど、取説だとネジの飛び出し量が3mmてことなんでこれに合わせておきます。
まあ「滑らないけど滑る」て感じにしておけばいいんでしょう、て禅問答か。
ステアリング周りは樹脂のままですね、おっかねえなあ。
古い樹脂はぽっきりいくんだよなあ。
交換部品はアフターで入手可能なんで手配しておくか。いやOPのアルミパーツがまだ売ってるんでそっちにするか。
前回も書いたけどホイールはDB01専用設計になってまして、汎用のホイール使うには六角ハブ化しなければなりません。
「OP1669 バギー アルミ六角ハブ リヤ」はまだ売ってたんで買いましょうか。
フロントは最初から六角ハブになってるんですが一般的なホイールで使ってる六角ハブとは大きさが違うというですね。
「OP.1668 4WDバギー アルミ六角ハブ (フロント)」で出てるんですがあんまり売ってねえんだよなあ。
DB専用ホイール、黒い奴は安価で売ってて魅力なんだけど、オープンホイール車に黒いホイールって遠く走ってるとタイヤがどこにあるか見えなくて。コーナー寄せられなくなったり車幅間隔が無くなったり、ってことになりがち。
そんでDB01用ホイールってデュアルブロック専用、てサイズで。このままだとデュアルブロックしか履けないんでやっぱり六角ハブ化してしまいましょう。
現状アルミネジを多用しているというセレブ仕様。
底面までアルミネジにすると相対的に重心が上がってしまいます。
底面は重いネジにした方がいいと思うんですが、オフ車なんでこのまま行きましょう。軽い方が良く飛ぶし。
スタビは無いけどまあいらないかな。売ってないみたいだし。
こんな感じで行ってみましょう。
・はい組み立てまーす
説明書順でチェックしていきます。
問題無ければそのままで。
・②モーターマウントの組み立て
ロワデッキにゆがみは無かったんだけど、ヤフオクでDB01RR用の新品ロワデッキが安く出てるのを発見。
冷やかしで入札したらそのまま落札してしまいました。
ウオッチしてた人が結構いたんで誰か上回るんじゃねえかな、落札できなかったらできなかったでそれでもいいし、て最低価格で入札してたんだけど誰も入札してきませんでした。
まあ入手したからにはこっち使います。畳とロワデッキは新しいに限ります。
でもワインとタミヤオフ車は古い方がモニョモニョ。
入手後に知ったんですが、このロワデッキは結構いいらしいです。
初期型よりも剛性が上がってるっぽくてベルトの歯飛びが少なくなるんだって。
まずA12のサスブロック、純正は樹脂ですがOPのアルミが入手可能なので入れました。
前後で2セット必要。
・③ボールデフの組み立て
無印DB01は前後共ボールデフ、まずは前から。
ばらして掃除してバネ交換、プレートはすっげえ綺麗だったんでそのまま使います。
プレートはOP1390 SKラージボールデフプレートてのが使えます。
前後で2セット必要。
プレートの接着は説明書通りゴム系の接着剤を使っています。
バネは「AO-5015 ボールデフスプリング(2ケ)アフターパーツ」て奴でアマゾンなんかでは扱いはありません。
近所のラジコンショップで取り寄せ可能です。
消耗品なんで定期的に交換推奨。
年単位で使ってたらそれはもう交換した方がいいと思います。
ボールデフの中に入れるA15の樹脂の輪になってるパーツ、入れ忘れがちなんで注意。
忘れてて組み直しました。
TA08のボールデフ作ってるときに気がついたんだけど、最近のボールデフはボール入る場所にデフグリス入るスペースができてるんですよね。
DB01(TA05)用のは無いんだけど。
他にも、DB01用は1.5mmの六角レンチで締めなきゃいけないんだけど、最近のはマイナスドライバーか2mmの六角で締めことができるようになってたり。しかも完全にバラさなくても隙間から六角入れて締めることができたりして。
こういうの見ると進歩してんだなあ、て思います。
ついでにこの辺のベアリングのチェックもしておきます。
・⑦リヤデフカバーの取り付け
TA06-Rで痛い目見るところだったんでデフ入れてスムーズに回るかチェックします。
回らないときはスペーサー入れる方向で。
問題無さげなんでそのままいきます。
これもカーボン混入バルクとか使うと渋くなるのかな?
⑩のフロントデフカバーも同様にちゃんと回るかチェックしときます。
・⑧スパーギアの取り付け
スリッパークラッチを組み直します。
スプリングが縮んでる気がするんで調べてみたら、「15005188スリッパースプリング」で存在してるんだけどタミヤに聞いてみたら在庫切れでした。
再生産は無いと思う。まあしょうがない。
説明書ではネジの突き出し量は3mm、ってなってます。
ここの締め込み具合で滑り具合を調整できるみたい。
スプリングはヘタってると思うんで3.2mmくらいにしておこうかしら。
・⑪モーターの取り付け
10.5tモーターを取り付けます。
旧タイプの10.5ターン、「タミヤ ブラシレスモーター 01 センサー付」があったんでつけています。
この車はそんなに使う機会も無いだろうし02モーターは買わないでいいや。6000円もするし。
アンプは余ってる03アンプを導入。04系もまあいらねえだろ。
ピニオンは20tで9.35、TD4が9.1なんでコンマ25不利って感じ。
ちなみにDB01のスパーとピニオンは48ピッチ指定、ツーリングカーなんかとは互換性が無いので注意。
TD用とも互換性がありません。
タミヤオフ車って04ピッチか48ピッチってイメージあったんだけど、TD系って06ピッチギア使ってるんですよね。なんでだろうか。
そんでTDにスリッパークラッチつけると48ピッチになるからピニオンも交換しなきゃいけない、って。なんだそりゃ。
・⑫ステアリングワイパーの取り付け
オプションでアルミが出てて購入可能だったんで入れました。
これも一時期無くなってた気がするんだけど最近再販されたっぽいですね。パッケージのタグが綺麗だし。
上で出てるオプションのアルミサスブロックなんかも再販されてたっぽいです。
旧車のオプション再販ってのはほんと助かります。次の再販はわかんないので買うなら今!
・⑬リアアームの取り付け
サスアーム周りはベアリングチェックしてユニバーサルシャフトの掃除して、サスマウントはOPのアルミを導入。
アッパーアームが鉄だったんでアルミ製ターンバックルに変更。
・⑯フロントアームの取り付け
サスマウントをOPのアルミに。
・⑰リアダンパーの組み立て
ダンパーはオプションのアルミダンパー、整備して使います。
オイルは取説通り400番入れておけばいいかな。
オプションのバネも購入してセッティング変えられるようにしました。
ジャンプの際にユニバが外れるらしいです。特にリア。俺も一回あった。公園で走らせてただけなのに外れた。
ダンパーシャフトにどうでもいいOリング入れてリバウンドを制限するといいらしいです。
というわけなのでリアは3mmアルミスペーサーを3個とOリング1個、フロントはOリング1個いれておきました。
どうでもいいOリングってこんなの↓
アルミだけだとダンパーのシリンダーを攻撃しがちだからOリングは入れといた方がいいっす。
ホイールやらタイヤやらはよくわかんないから次回。
てわけでまた。