買ったはいいけどいまいち走らせてなくてどんな車なんだかよくわかってなかったTA06。
2021年末に手持ちのTA06PROをレストアして走らせて、なんとなくどんな車なのかわかりました。
いじってて楽しかったし、まだパーツ入手も比較的容易、てことで中古のTA06-Rを購入してレストア、ショップレースに参加してみます。
予選1本目は18/19位、2本目は17位という結果、いよいよ決勝、今回感動の最終回!(多分)
前回はこちら。
・レッツ決勝!
こりゃもうどうしようもねえなあ、と思いつつ切り返しを速くするべくロールセンターの調整に挑戦。
車体の重心にロールセンターを近づけるべく、アッパーアームの外側に0.5mm入れてみます。
ロールセンター、いまいち理解できていませんが、「車体の重心にロールセンターが近いほどロールは少ない」って理解でいいのかな。ざっくりだけど。
て書いてて今気が付いたんだけど、アッパーアームの外側上げたらロールセンターが下方向に行っちゃうから車体重心から離れてロールが大きくなる方向になっていたのでは?!
グリップは良くなるけど切り返しはたるくなるんじゃないかしら…
決勝はBメインの7番手、下から3番目です。レース時間は5分。
速度は無いけど操作しやすい車なので安定して周回し、あわよくば上位へ、ていう計画で。
スタートで絡んでるのを抜けて5番手まで上げて周回。
なんか曲がるようになった気がしたんだけどロールセンターの変更が結果オーライ、てなってたのかもしれません。
ノーミスで走行を続けて中盤くらいで1台抜いて4位に。
そんで周回遅れと接触して止まってる3位の車を抜いて3位に。
このまま勝ち上がってやる、と思ったんですが残り1分で前走車とは5秒の差、あきらめず走りますが結局3位で終わりました。
超消化不良。
ついでに今回も抽選会でお米をいただきました。ほんとありがたい。
・総評 TA06-Rという車
TA06PROの時にも思ったけどリアが安定してて走らせやすい、いい車だと思います。
セッティングの幅が広く、変更した際の反応が良くてわかりやすいので、どんな路面でもそこそこ走る車にすることができます。
実際、決勝なんかはかなり走らせやすい車になってたんで、TA06ワンメイクだったらいい成績になったんじゃないかなあ。
ただ純正のTRFショートダンパーはすげえ走りにくくて。使いにくいっていうイメージあったんですがやっぱり苦手ですね。
シリンダーが2mm短くなってるだけなんだけどなんであんなに変わるんだろうなあ。ダンパーは奥が深いなあ。
他にもバルクの組み方ひとつで随分変わる、ってのも発見ですね。
昔聞いた気もするんだけどすっかり忘れてました。
ネジ締めすぎると圧迫するのかデフの回転が悪くなるんですよ。
ネジの締めすぎは注意なんだけど、調整できる自信の無い方はスペーサー入れておくといいと思います。
TA06PROと比べると車重が随分軽くなってたんだけどなんなんでしょうかね?
ノーマル樹脂のロワデッキのおかげかしら。
カーボンサイドブレイス入れるとロワデッキは硬くなるんで、ノーマル樹脂のままでもいいかもしれないですね。今言われて参考にする人もいないと思うけど。
TA06PROの時にも思ったんだけど、やっぱり最近の車、TA07MSXとかと比べるときついっすわ。
そもそもTA06が3台買えるんだもんあれ。
いや、1/3の値段の車で1秒しか差が無いって考えたら俺の車の方がコスパ良くね?これ実質俺の勝ちじゃね?
また、これもTA06PROの時に思ったんだけどなんかもっさりしててスピード感が無くて。
なんなんでしょうねこれ。
もしかしてこれかなあ、とか思っちゃう。
実際TA08の方が軽快にきびきび動く感じ。
TA06の方がシャシ硬いし、バネも硬いからスロットルの反応はいいはずなんだけどねえ。
それこそロールセンターの調整でなんとかなるのか。勉強しなきゃだ、ラジコンって奥が深いわー。
ちなみにTカーとして持って行ったTA08で走ってみましたが、ベストラップで1ヒート1位の方の0.5秒落ちっていう結果でした。(TA06-Rは1秒落ち)
やっぱり11年たてば車も進化しますよね…
・そんで結局いくらかかったの?
定価だと税込み100,205円ですが、なんだかんだ安く買って、
51,040円(税込)
となりました。
詳細こちら。細かい部品の漏れはあります。
高いのはアルミバルクと420足とダブルカルダンですね。
アルミバルク使わなければ46000円程度で収まった計算です。いらなかったかなあw
というわけで(色々外してますが)25,000円でヤフオク出品中!
ヤフオク! – タミヤ TA06-R レストア改造車 タミグラ即OK TRF… (yahoo.co.jp) ←売れました。
走行距離が極小だし部品はほぼ新品、フロントは10万番ギアデフ装備ですが、セッティングパーツとしてワンウェイを付けます。
リアはボールデフ装備で3000番のギアデフをお付けします。
オプションは全部タミヤ製なのでタミグラタミチャレには即出場可能、て車になってます。
2021年のタミグラレギュではTA06はまだ参加可能、ってなってますので、タミグラにこの車持って行けば即参加可能!
タミチャレだって参加できます。
ほとんど走行していないんでヨレていないし予備デフパーツも付属してる、っていう良心的な一台となっております。
ぜひ買って。
・終わりに
いやー、楽しかった。
なんだかんだで整備してるときが一番楽しいわ、そんでうまく走ってくれたら最高です。
北海道は東京と違ってラジコンショップがまだ結構残っていますので、ちょっと前のパーツなんかも入手しやすい、ってのはありがたいです。
なるべく北海道のお店を使って買い支えないとなあ、と思いますが、お金も無限に出てくるわけでもないのが悩ましいところ。
しかし今回は閲覧数が伸び悩んでおりまして、日数割りで考えるとレストア企画としてはあまりよろしくありません。
こないだTA06やったばっかり、てのもあるけどそもそもTA06ってあんまり人気無い車だからかなあ。
不人気車種のバリエーションやったところでヒット数は増えねえやな。
それでは次回「中古で買ったTA06MSをレストア魔改造する」、ご期待ください!