タミヤ TC-01で走る②

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タミグラでは楯はもらったものの全く納得いかない順位。
そりゃセット出てなくて予選でちゃんと走れなかったからなんだけど。
てわけでセット出しにサーキットDoさんに行ってきました。
が、結論から言うと何にも解決していません。

・その後の改造

アルミステア一式を入れました。
ステアリング周りはかっちりしときたいところ。

ついでにA11(バッテリー押さえ)パーツの脇を切りました。
M07、M08ではメジャーな改造です。

ここカットするとロールした際に路面に接触することが少なくなります。
が、ロールしすぎるとバッテリーが路面に接触してバッテリーが削れるので、アスファルト路面走る方はやめた方がいいです。
バッテリーに傷がつくと結構やばいです。

・タミグラ決勝時のセッティングでホームコース走るとどんな感じ?

まずタミグラ決勝時の状態で一通り走ってみます。

タイヤは適当なミディアムナローレーシングラジアル。タイヤセッターで表面削って溶かしてます。
※アライメント確認(特にリアトー角)のために事前にセッティングシステムで調整してあります。リアトー角が2.5度と3度とかになってたので3度に合わせてます。現地で急いで調整したからねえ。

初めてDoさんで走らせたときよりは大幅に良くなってますが、タミグラ現場とあんまり変わらない感じ。
レイアウト変更したばかりで路面グリップが悪い、ってのもありますがリアグリップが薄い。
しかしクイックに曲がるので今のDoさんのジムカーナのようなレイアウトには良く合います。操作が難しいけど。

リアが薄いとフロントが勝ち気味になって良く曲がります。
現状「リアが薄い」と言ってもスピンカーになって破綻している、てほどではないのでこのままでいいんじゃないかな、と思いますがそれではネタになりませんので色々試してみます。
ちなみにおいらは「弱アンダーかつマイルド」というぬるい操作感が好みです。
現状はややオーバーで結構クイックな感じ。
じゃあKOプロポに装備されてる「フィール」て機能の設定変更でいいんじゃね?いやそれじゃネタになんないし。

・レッツ変更

リアアッパーアーム取り付けるピロボールの下(赤丸部)に、スペーサーを入れてロールセンターを変更するといい感じになる、という話しを聞いたので試します。

アッパーアーム取り外すのがものすげえ大変でした。これ何度もやるとアッパーアーム歪むわ。
外せないときはドライヤーで少しあたためるといいんだけど、サーキットでドライヤー使うとブレーカー落ちるかもしれないから注意。
ここは今後何度か調整するのではないかな、ということで、OP.907 5×8mmアルミ六角ピロボール入れました。
六角レンチでピロボールごと外せるようになるので、いちいちアッパーアーム外さなくて大丈夫になります。
OP.906で5x5のピロボールが出ていますが、これはねじの長さが足りなくなり、かかりが浅くなると思います。

ちなみにフロントの後ろ側(赤丸部)にこのOP907を入れると、下から飛び出したネジがステアリングに干渉することがあります。
フロントの後ろ側は、OP906を使った方がいいです。

ここはOP906にするべき

OP906、OP907を入れると、デフォルト時から高さが0.5mm下がってしまいます。
デフォルトから1mm上げたい場合は1.5mmスペーサーを入れることになります。
また、アッパーアームを上げると、構造的にキャンバー角が少しつくんじゃないかな、と思います。誤差程度だろうけど。
この状態で走ってみます。

あんまり変わりません。ていうかおいらでは変化がわかりません。
もう少しスペーサー入れて上げると体感できるんじゃないかなあ、とも思いますが、キャンバーがおかしくなりそうで。
他のところを変更してみます。

次にフロントキャスター角じゃねえやスキッド角か、の変更をします。
OP.1787入れてないとスキッド角の調整はできませんのでぜひ購入してください。

曲げない方向にしたいので、前上がり、キャスターが寝る方向になるようにします。
A-AとB-Bの組み合わせにすればいいのかな?
この状態で走ってみます。

直進安定性が上がった気がしますが、リアグリップが薄いということの解決にはなっていません。
まあこれはこれで結構いいのでこのままにしておきます。

次はバネの交換をします。
バネ交換は最初の方にやるべきなんだけど他の部分が面白いのでそっち先にやっちゃった。
バネはリアを柔らかくしていい感じになったので、さらに柔らかいものにしたいんですがさてどうしたもんか。

かなり昔ですが「一般的な4輪駆動ツーリングカーで、前後でバネの硬さを大きく変えなければまともに走らないようなら、それは車がぶっ壊れている」という話しを聞きました。
前がOP440の赤で後ろがOP440の白、みたいなことだろうな、と理解して一応指針としています。
TC-01が一般的なツーリングカーかと言うとどうだろうか、って感じはしますが、まずは前後ともに柔らかくしてみます。
OP440の赤より柔らかいバネはというと、

OP1797 ツーリングカー ショートタイプスプリングセットII
TRF511 ツーリングカー ショートタイプスプリングセット

がそうなので、この辺のバネを使ってみたいと思います。
まずは前後TRF511のミディアム(イエロー)でも入れてみることにします。
これはOP440の赤より1段階柔らかいバネです。

車高を合わせようとするとTRFダンパーのアジャスターを結構下げなければならず、プリロードがかかる感じになってしまいますがまあいいや、ってことで走らせます。

うーん、シャシが底付きしてるような感じ。
バネが柔らかくて短いし、車重が結構あるので支えきれないのかな。
オイル交換したりアップリテーナー使ったりでなんとかなりそうですが、持ってないので元に戻します。

・解決できず!

結局うまくいかず、もう少し情報入れてから対策たてることにしました。

こうなったら手で合わせるべく走り込みますが、日が落ちて路面温度が急激に下がったようでタイヤが食わなくなってしまいました。さすが北海道、寒くなる方向には積極的だ。
というわけで撤収、終了となりました。

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