タミヤ TC-01で走る①

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2020年8月30日、シャトレーゼガトーキングダムで行われたタミヤグランプリのフォーミュラEクラスに出てきましたのでそのお話しです。
※以下は全てカーペット路面でのセットで、弱アンダーかつマイルドというぬるい操作感が私の好みです。

レッツタミグラ!

・最初のセットと練習走行

当日持ち込んだ時のセットが、

キット付属の6本スポークホイール/ミディアムナローレーシングラジアル(中古)
フロントはガムが入ったギアデフ、リアはボールデフ
車高は前4.5mm、後ろ5mm
ノーマルTRFダンパーでオイルは前後400番
バネは前後OP440の黄色
リバウンドは前2mm後ろ3mm
キャンバー角は前後ともBA13のワッシャ2枚
トー角はフロントはキットのまま、リアはターンバックル化してトーインで2度位

という感じです。
サーキットDoさんで3本ほど走りセット出したのですが全く詰めきれておらず、前後ともにグリップが薄くなっています。

練習走行が2回できるのでまず初回、上記セットで走りますがサーキットDoさんよりもさらにグリップが薄い。
特にリア。
当日は雨が降っていて湿度はありますが、気温が18度とかで8月にしてはかなりの寒さ、さらに事前にコミカルが走っており路面グリップはあまりよくありません。
それ含めても大幅なセッティング変更が必要だな、と感じました。

バネは柔らか目がいいよ、という前住さんの話しを聞きまして、
ダンパーバネを前後ともOP440の赤に変更
ロール増やすべく車高を前5mm、後ろ6mm
フロントのリバウンドを4mm、リアのリバウンドを5mmに
タイヤはタミチャレタイヤ(ほぼ新品)に変更します。

これで練習走行2本目へ。

随分ましになったんですが、まだリアのグリップが薄い感じ。
リアのトー角をターンバックルで45度分回してトーインに振りました。2.5度くらいになっていると思いますがすいません角度はわかりません。

リアのトー角調整のため、ターンバックル化は必須です。

ちなみにキャンバー角つけてオフセット0ホイール履かせると、D5パーツにホイールが接触することがあるようです。
おいらのも少し触ったあとがありましたので、D5パーツは外してしまいました。

・レッツ予選!

予選1本目、リアのグリップがまだ薄くコーナーで流れます。
それよりも、少しお椀を踏むと即転倒します。ダンパーに早い動きが加わっても、いなしてくれません。
これなんか考えないとだめだわ。
タイム上げようとして攻めるんだけどリアが言うこと聞かなくてうっかりお椀踏んで転倒、というピタゴラ装置的な見事な流れです。
3回位転倒し順位は結構下の方。
フロントのグリップを逃がすべく、フロントバネをOP440の黄色に変更、2本目に挑みます。

2本目は、グリップが上がってきたせいもあるのか1本目よりはリアが落ち着いてきていい感じに。それでも薄いけど。
とにかくお椀を踏まないように、ということで、置いていく走りに徹します。
順位は上がりましたがそれでも下の方の順位となってしまいました。
決勝は下の方のヒートの下の方の順位です。とほほ。

・いざ決勝!

決勝は、

タイヤはタミチャレタイヤ
フロントはガムが入ったギアデフ、リアはボールデフ
車高は前5mm、後ろ6mm
ノーマルTRFダンパーでダンパーオイルは前後400番
フロントバネはOP440の黄色、リアは赤
リバウンドは前4mm後ろ5mm
キャンバー角は前後ともBA13のワッシャ2枚入れ
トー角はフロントはキットのまま、リアはターンバックル化してトーインで2.5度位

というセッティングに。
タイヤは硬度測定しておりフロントは3番目に食うタイヤの組み合わせ、リアは1番食うタイヤの組み合わせにしています。

予選2本目よりましになったものの、まだリアの接地感が薄く感じますがもうそういう車なんでしょうがない、と割り切り走ります。
スタートの混乱をうまく抜け出して1位につけます。下の方のメインだと下位グリッドでもスタートで抜け出せば一発逆転があるから面白い。
すぐ後ろに2位が来ておりデッドヒート、1分ほどで2位に抜かれますがその周回で抜き返します。
その後2位以下はクラッシュが頻発したようで、お立ち台のいろんなとこから「あー」とか「うわぁ」という声が聞こえます。
アナウンスを聞くと2位以下に結構な差をつけている模様。
残り30秒ほどで周回遅れに前を塞がれますが無理に抜きにいきません。
コーナーもそれほど攻めないという安全運転、最終的には結構余裕を持って逃げ切りヒート1位となりました。

勝ちは勝ち!

総括:TC-01という車

私の感想だったり他の人の話しだったり他の人の走行を観察してた上での感想なのですが、TC-01という車はフロントに比べるとリアのグリップが薄くなるようです。(カーペット路面での話しです)
リアがスライド気味になりますが、操作しきれないほどのスライドではなく、車の動きの軽快さもあり、非常に楽しく操作できます。
りっくんさんが言ってた「操作して楽しい車」の意味がわかった気がします。

TT-02買って、次は何にしようかなあ、と迷っているあなた!TC-01はおすすめです!

ちなみに今回前住さんを破りTC-01で優勝した方はサーキットDo所属の選手、カーペット路面でのTC-01のレースは初めてでしたので、2020年8月31日時点でTC-01をカーペットで走らせて宇宙一速い方はサーキットDo所属の選手となります。

サーキットDoさんでキット買うと色々アドバイスもらうこともできますし、2020年8月31日時点でまだ在庫ありましたので、どうせ購入するならば、宇宙一速い人が所属しているショップで購入してみてはいかがでしょうか。

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