中古で買ったTA04をレストア魔改造する その4

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てわけでコラムです

中古で買ったTA04をクラシックカーディーラーズのノリでレストアします。今回で完成の予定!
前回はこちら

・カーボンロワデッキへの取り付け

カーボンロワデッキに諸々取り付けるには、「J部品」(バッテリーホルダー)と「センターポスト」という部品が必要になります。
一時期(TA06が出てしばらくたったころ)タミチャレなんかの景品用で、TA04のカーボンパーツ一式(上下デッキとダンパーステー)が配られていたようです。おいらももらいました。
そのタミヤからのプレゼント品には、この 「J部品」と「センターポスト」 は入っていません。
現在ヤフオクに出品されている「未使用カーボンロワデッキ(カーボンパーツセット)」もほとんどがタミヤからのプレゼント品らしく、この辺のパーツは入っていません。
というわけでタミヤに頼まなければならないのですが、センターポストの部品番号がわからずにお手上げ状態、なのでかなり頑張って調べました。

J部品 50871
センターポスト 9805675(2本必要)

です。
これがあればヤフオクなんかで落札したカーボンロワデッキも生かせます。
が、タミヤ問い合わせたところ在庫無し

バッテリーは最悪テープ止めでなんとかなるとしても、センターポストは無いと詰むレベルなのでどうしようもありません。
しょうがないからヤフオクでこのパーツがついてるロワデッキ落札しました。

落札したセンターポスト
執念でバフ掛け

ロアデッキに台座的なパーツがついて、その上にセンターポストが付くという構造です。
台座的パーツの厚さが2mm、センターポスト長さが26mmです。

台座的パーツは、最悪無くてもいけるんじゃね?て感じです。(未確認)

センターポストは長さが26mm(+台座の2mmで28mm)で両方がネジになっていればいいので、何か流用できるかもしれません。

確認してませんがトップフォースのサポートステー19804989あたりを調整すれば使えるかもしれません。
19804847 センターポスト(青x2)(FF04EVO)
19804954 ステアリングポスト(青x2)
あたりでもいけるかもしれませんがスペーサ入れて長さ調整が必要かもしれませんていうか多分必要。確認してませんので自己責任で。

セッティングによっては、このMB21センターシャフトが必要です。

部品番号[3455575]

元となるシャシによってはついていないので、必要だと感じたらアフターで頼んでください。TA04S系はついてなくてTA04Rはついてたはずです。
部品番号が[3455575]です。

J部品、バッテリーホルダーもヤフオクで確保しました。

付属していたウレタンバンパーの状態はいいのですが、 フロントの ボディポストが悲惨、ポストはオプションのアルミに、M部品(下の樹脂パーツ)も新調します。

こんなありさま

ちなみにこのアルミボディマウント、TA06やTA07といった最新シャシにも対応しています。
ボディがばたつかなくなるのでおすすめですが、短いのでボディによっては上げ底が必要、15mm分スペーサを入れています。

購入したTA04のステアリング周りは樹脂、オプションでアルミパーツが出ていましたが今となっては入手は無理、我慢します。

付属の状態
掃除してローフレクションアジャスタに交換

ダンパーはTA07で使ってたTRFダンパーをフルメンテして使います。
とりあえずオイルは前後400番バネはOP440の黄色にしておけばいいだろ、という鉄板セット。
サーボはKOのBSX3−ONE10 RESPONSE、落成モデルで投げ売りされていました。
オフセット2のホイールを使う予定なので六角ハブは4mmのアルミ。

サスシャフトは48.5mmという現行車種よりも長いものを使います。現行は46mmだっけ?
SPでは発売されていませんのでアフターで頼むか、OP1388のDB02用が流用可能です。

スタビはリアのみしかつけられません。
付属していたものは状態がひどいのですが、とりあえずつけておきます。

完成した前後ユニットをロアデッキの乗っけて、ステアリング周りも乗っけます。

急にラジコンらしくなってきた

アッパーデッキもカーボン

ねじ止めしてないけど

メカを乗っけたところ、スパーにピニオンが届かないことが発覚。

しょうがないので純正スパー83tを取り付け。

メカ積んでケーブルさばいて完成です。
長かった…

ボディにアンテナ穴開けてないのでアンテナはアッパーデッキに沿って這わせています

・で、いくらかかったのよ?

かかった金額がこんな感じ。ダンパー、メカ類は抜いています。

計算は定価ベースですので、実際かかった金額は25000円位かな、と思います。ひー。

・アライメント調整とセッティング

まず重量バランスの確認から。
走行可能状態にして、こんな感じで測りに乗っけます。

616g/612gとほぼ左右いっしょという素晴らしいバランス。ウエイト調整はしなくて済みました。
TA04の重量配分はほんとよくできています。
バッテリー横置きってのはいいレイアウトだと思うんだよなあ、重心上がっちゃうけどさー。

重さ計る機械は専用品もあるので余裕のある方は下のリンクからぜひ買ってください。

その後で車高を調整、みんな大好きジーフォースのセッティングシステムでアライメント調整。

ステアリング切れ角の調整はちょっとめんどくさかった。

TA04の説明書だと前後ともトーインにしろ、って書いてあるんだよなー。
昔はフロントトーインがトレンドだったんですよ、ここんとこの常識はトーアウトになってるけど。
迷いますがフロントはトーアウト1度にしておきます。

現状、リアのトー角はサスブロックのみでしか調整できず、1度か0.5度の選択式になってしまいっています。てわけでトーイン1度です。

オプションで「アルミリアアップライト」ってのが3種類発売されてて、これはアップライト側でそれぞれ1度、2度、3度角度をつけることができます。
1度のアップライトを買えば、サスブロックで0.5度か1度+アップライト1度で、1.5度か2度の角度をつけることが可能に。
2度のアップライトを買えば、サスブロックで0.5度か1度+アップライト2度で、2.5度か3度の角度をつけることが可能に。
3度のアップライトを以下略。
でもこのアルミリアアップライト、税込みで1個4180円もするんだよー!
というわけで購入は検討中、先送りです。

キャンバー角は1度にしておきます。
あそこのサーキットはだいたい1度でいいや、って感じなのでえいや、で決めます。
こんな感じで完成です。

超かっこいい!

出る予定のクラスがファイバーモールドタイヤ タイプC2が指定タイヤ、前回TA07でC2タイヤ使ったときは、Cと比較するとあんまりというかかなりグリップ悪くてアンダーかつリアが流れたりしたんだけど、あったかくなったし今回はどうだろうか。
リアトー角の無さが気になるけど直線早いしいいだろこれで、ってことで近いうち試走してまいります。

次週、走行編です。

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