コンデレ(コンクールデレガンス)のコツ(ラジコン編)

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てわけでコラムです

タミヤの「コンクールデレガンス」というとラジコンとミニ四駆がありますがこちらはラジコンの方。
ミニ四駆の方はラジコンとは文化が違うようで、私はまだいまいちわかっていません。
レースよりコンデレ派、コンデレを取り続けているおいらがコンデレ受賞のコツを語りたいと思います。
東京いた頃はカツカツ派だったり他のイベントで時間無かったりで、コンデレに出すこともありませんでした。
余裕がある生活ってのは素晴らしいなあ。

・コンデレとは

コンデレとは、田宮の公式レースの時には必ずと言って良いほど開催される、塗装の美しさ、アイデアなどを競う「コンクールデレガンス」の略です。
審査基準は審査員の気分次第なのでなんとも言えません。
しかし傾向を見ると、アイデア、インパクト、クオリティ、といった項目で審査されているようです。
この項目が突出していたりすると受賞することができます。
というわけですので、キットの指定通りに塗装したとしても、アイデアやインパクトが不足しているためまずコンデレは取れません。

クオリティは仕上げの綺麗さだけでなく、レースカーの模倣の場合は塗装の再現性も含まれます。
タミヤ催事部の方はかなりレースに詳しいようで、アメリカのNASCARの再現塗装でも、ドイツのWTCRの再現塗装でもだいたいわかってくれます。

アイデアとは可動や装飾など、なるほどこういう手段が、といった物です。
インパクトとは見た瞬間に衝撃を受けるような物。
クオリティは完成度の高さです。

・でどうやってとるのよ?

アイデア、インパクト、クオリティのいずれかに狙いを定めるといいと思います。
アイデアやインパクトは発想力の勝負なので、塗装のクオリティが多少あれでもコンデレは狙えます。

これなんかはアイデアやインパクト狙いですね。翌年はしっぽが可動するようになりました。

これはアイデア一点突破ですね。

これなんかすごいクオリティ、相当手間がかかったことと思います。

私のではないですが

レースカーを再現する場合はクオリティ勝負となりますので、結構手がかかります。
ステッカーを自作して裏貼り、などでクオリティを上げましょう。
尚、モデルとする車はそこそこメジャーな物の方がいいと思います。
ウクライナのドネツィクで行われているレースでスポット参戦したなんとかという車の塗装を再現しました、とか言われてもわかりません。
(質問はしてくれると思うけど)

・コツ

アイデアやインパクト狙いの場合、タミヤ催事部の方は手塗り(筆塗り)を好む傾向があります。
印象としては、
手塗り<エアブラシ<ステッカー(自作含む)
という感じです。
手間暇かけてイラストレーターでイラスト作ってステッカーにして貼ったとしても、お手軽筆塗装に負ける場合もあります。
クオリティ勝負の場合も同様に、スポンサーのマークもデカールよりは手塗りの方が好まれます。

また、撮影は「左斜め前」から行われます。
左斜め前から見たときに一番美しくなるように作りましょう。
何かイラストを描く場合、「ノーズを下にしたときに正しい位置、方向になる」ように作りましょう。

・レギュレーションってあるの?

レースに出る場合はレギュレーションは守らなければなりませんが、コンデレに出すだけならば「タミヤ製ボディを使うこと」だけです。
でも火を吹いたり派手な音ならしたりはやめようね。

・避けた方がいいこと

ラジコンで良く見るフレアパターン、ファイヤーパターンは選ばれません。
受け狙いで他社(ヨコモとかバンダイとか)のステッカーを貼ったりしても選ばれませんし受けません。
ディズニー関係のものも結構厳しい気がします。タミヤはキャラクターものボディについては比較的寛容ですが、ディズニー側は版権うるさいから。

こんなことを配慮しつつレッツコンデレ!
ちなみに昔はコンデレ取るとスプレー塗料3缶くれたんですが、今はステッカーと写真だけになりました。

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