iCharger X6とAmazonで売ってる安定化電源の接続方法

NO IMAGE

この記事にそそのかされて安定化電源とiCharger X6を買ったはいいけど配線がわからん、て方向けのニッチな記事です。
安定化電源が何かをなんとなく知っていて、半田付けはしたことがあるけど…位の方を対象としています。
「半田付けはわからん」て方は、マッチモアやハイテックのラジコン向け電源を購入してください。
もしくはサーキット併設のラジコンショップ行って聞いてみてください。
多分5000円くらいでやってくれると思います。

よしやってみよう、て思った方は最後まで読んでからやってね。

・Amazonで売ってる安定化電源について

アマゾンでは山ほど安定化電源を取り扱っていますが、タミヤLife充電用に購入するのであれば、30A360Wもあれば十分だと思います。ていうかオーバースペックです。(タミヤLF2200の説明書通りMAX8.8Aで充電する場合を想定しています)
ちなみに私が使っているのはこれです。

2780円。(2020年12月現在)

マッチモアの24A安定化電源が23800円、ハイテックの30A安定化電源が19800円なんていうことを考えると1/6以下の値段。
まあ安いだけあって外観は無骨だし配線は自分でやらなければなりません。

というわけで配線の工作方法ですが、上記機種について、ということで進めます。
でも基本的にはどの安定化電源でもだいたい一緒です。

この安定化電源もそうですが、たいていの安定化電源は入力が110Vから220Vとなっています。
日本は100Vなので大丈夫か?と思うかもしれませんが、だいたい大丈夫にできています。
これは説明書だと90V-110Vとなっていました。

で、同梱の説明書ですが、こんな感じになっています。

怪しい日本語

ネットに載ってる取付方法はこんな感じ。

こっちの方がわかりやすいかな

わかる人向けでわからない方はわからないと思いますので説明します。

・電源IN側の工作

まず「L」「N」が電源INになります。この安定化電源の場合は右の2個。
ここにコンセントへ行く配線をします。

電源ケーブルは、コンセント付きのケーブルを探して購入しなければなりません。
この辺のを買うと楽です。

>

私は100均行って電源タップを買ってばらして使いましたが、電気工作初心者にはおすすめしません。
耐圧は500wもあれば十分、「合計1500wまで」とかいう電源タップが売ってるので、使うのでしたらそれを使ってみてください。

これはセリアの。オーム電機っていうかなりちゃんとしたメーカーの物なのでびっくりした。

直接配線するのは危険だし後々面倒なので、「リング端子」てのを使うといいです。
リング端子は内径が3mm(3.2mm)、外形が5mmくらいの物を使ってください。
ホームセンターでも売ってると思います。

多分上のリンクの物で合ってると思いますが未確認です。

芯線がばらけてショートしないように熱収縮チューブで巻いて、

片方収縮チューブ忘れた

ネジを通して締めこんで終了です。
ACのIN側については、プラスマイナスは考えなくていいのでどちらに接続しても大丈夫です。
締め込みはしっかりと、接触不良が発生しないようにしてください。

ここまでできたら一度コンセントにさしてみてください。
この安定化電源は動作確認用のLEDがついているので、通電したらLEDが点灯します。

点灯しない場合は電源の初期不良です。
家のブレーカーが落ちたらショートしています。
芯線が接触していないか確認してください。

・電源OUT側の工作

OUT側も基本的には一緒です。
まずケーブルの作成から。

iCharger X6は、XT60というコネクタが使われています。
そんでXT60コネクタ付きのケーブルが2個同梱されています。
1個を安定化電源のOUT側に、1個を充電器OUT側に使うことにします。

まず安定化電源OUT側を作ります。
IN側同様リング端子を付け半田付けします。
これもショート防止のため、熱収縮チューブを付けておいた方がいいです。

カシメられないタイプだったのではんだ付けした

ケーブルが完成したら、安定化電源のコンセントを抜いて、赤いケーブルを電源の「V+」に接続し、黒いケーブルを「V-」に接続します。
この電源はV+、V-ともに3か所ずつあります。
どこに接続してもかまいませんが、プラスマイナスは間違いないようにしてください。

取り付けたら、iCharger X6の背中にある「INPUT」にコネクタを差し込みます。
安定化電源のコンセントをさして、充電器が起動したら成功です。

プラスマイナスはしつこい位に確認してください。
間違えると充電器が壊れます。
多分保証対象外です。

・おまけ:充電器OUT側(バッテリーIN側)の工作

コネクタ付きケーブルがもう1個同梱されていますが、これはLifeバッテリーと接続するために使いましょう。
タミヤのLifeバッテリーはT型コネクタというのが使われています。
ラジコンショップだと置いてることもあるので買ってください。
無ければアマゾンで検索すると出てきます。

この辺が評判いいようです。
これのオス側にケーブルを半田付けします。

赤いケーブルがプラス、黒いケーブルがマイナスになります。
T型の横棒(-)がプラスなので赤いケーブルを、縦棒(|)がマイナスなので黒いケーブルを接続します。

これもショート防止のため、熱収縮チューブを入れておいた方がいいです。

完成したらiCharger X6の側面にある「OUTPUT」に接続して、Lifeバッテリーに接続、iCharger X6がバッテリーを認識すると充電は可能になります。

あ、バランスボードつけろ、って言われるんだった。
iCharger X6はバランスボードが付属していませんので購入してください。

変換ケーブルも必要だった。

・さらにおまけ:せっかくOUTが3系統取れるので

この電源は12VのOUTが3個取れるようになっています。
何かに使えるようにするのもおすすめです
おいらはタイヤサンダーにつなげられるようにしています。
12Vでミディアムナローレーシングラジアルを削ると表面が溶けてグリップが上がります。
こんな感じで、モーター慣らし機とかタイヤウォーマーとかに接続できるようにしてみてはいかがでしょうか。

しかし充電器と同時に使うと、充電器が止まりますので注意。

バッテリーを調べるカテゴリの最新記事