タミヤ TC-01を作る③

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アライメント調整と走行編でーす。
タミグラ近くて余裕無いので画像少な目です。

各部の調整

・バランス取りとアライメント調整

完成したのでバランス取ります。

まずメカバッテラボディなど一式乗っけて重量測定。
右が749グラムで左が707グラム、前が711グラムで後ろ745グラム。
自分の中の基準で左右差は総重量(約1450グラム)の2%(29グラム)以下にしておきたいと思っております。2%の根拠は特にないです。思い付きです。
フォーミュラEクラス、タミグラレギュでは最低重量の指定は無いのでこのままにしたいのですが、左側、サーボ後ろに15グラム積んでおきました。
もう少し積みたいけど場所がありません。困ったもんだ。

フロントのトー角は調整できないのでそのままです。
測定したらトーアウト1度位になってました。
リアはターンバックル化していますが長さは説明書通り、トーイン2度位になっています。
キャンバー角は説明書通りになっており、前が2.5度位、後ろが2度位になっています。そのまま触りません。

リバウンド、ホロービスを1.8mm出すように、って書いてあるんでそうしてるんですが、ずいぶん万歳してる感じ。
おそらくオプションのアルミサスマウント入れたせい。これは走ってから調整します。

タミチャレE専用車にするつもりなのでリアのボディポストはいい感じでカットします。
50mm切ってもまだ長いんですが、これくらいにしておきます。

おいらの車は、ボディは上から落とすだけではうまいことかぶりませんでした。(メカの積み方や配線処理にもよると思います)
ボディを一回左右に開いて、シャシを包み込むように入れるといいようです。

・ダンパーセッティング

TB-05に使っていたTRFダンパーを流用します。
痛んでいたシリンダーは新品に。
3穴ピストンに前後400番オイル、バネはキットについてたシルバーバネです。

このシルバーバネ、以前計測したときは「OP440の青(ハード)より硬くて白(スーパーハード)よりも柔らかい」という特性でした。
このバネデータもそのうち公開したいと思っています。今度こそ有料で。
ツーリングカーに比較するとずいぶん硬く感じますが、バッテリー横置きでロールが大きくなるからかな、と予想してみたり。

キットだと900番オイルが付属していますが、これは構造的にピストンなんかがスッカスカになっているCVAダンパー用なので、TRFダンパーを使う場合は400番を基本に考えたほうがいいと思います。

ダンパーのスペーサーはTA06(だっけ?)用のOP1497アルミダンパースペーサーを流用しています。
TB-04をIFS化するときに使うんじゃないか、と間違えて買ったのを持ってました。


ドレスアップのみで特に効果はありません。キットの樹脂の方が軽いんでそのままにするのがおすすめです。
後日TC-01専用アルミパーツが出るっぽいです。

https://www.tamiya.com/japan/products/54497/index.html

・デフ

フロント用には
・ガム入りギヤデフ
・アンチウェア入りギヤデフ
・ワンウェイ
の3種類を用意。
Doさんの「対タミグラ用ジムカーナレイアウト」だとアンチウェアかワンウェイが合いそう。
しかしタミグラだと2020年8月現在アンチウェア入りデフは使用不可となっています。
タミグラ当日にコースレイアウト見て決めますが、おそらくガムデフでいけるんじゃないかなあ、ということでガムデフを装備。
リアにはボールデフが入っています。

こんな感じでサーキットに持って行きました。

レッツ初走行!

8月30日にタミグラがありそれに出場予定なんですが、走る機会が27日の1度だけというですね。
会社終わってからサーキットDoさんに行ってシェイクダウンです。
平日夜だというのに結構混んでいるサーキットDoさん、みんな仕事はどうしてるんだろうか。俺含め。

タイヤは適当なミディアムナローレーシングラジアル、タイヤサンダーでがっつり削って表面溶かします。
レッツコースイン!

なんか動きが軽い。1450グラムくらいあるんだけど。
ダイレクトドライブの車を運転してる感じ。ダイレクトドライブ運転したことないけど。マーシャルやってるときに見てるF103とかこんな感じで走ってるわ。
で、操作感としては、前後ともグリップが薄い。特にリア。
弱アンダーかつマイルド、っていうぬるい操作感が好きなおいらにとってはかなり扱い辛い車、大幅に変更が必要だなこれ。

ピットに戻り、まずスプリングを交換。前黄色後ろ青に変更。
この組み合わせはおいらの定番。困ったときの青黄。
キット付属の銀スプリングはTRFダンパーには硬すぎるみたい。CVAダンパーならいいらしい。
Doの常連さんの話し聞いてリアのトー角を増やしてキャンバー角も増やします。
キャンバー角を増やすにはBA13のワッシャを増やします。(サスマウントの前後とも)

さらにアドバイスをもらい、車高を前4.5mm後ろ5mmに変更、リバウンドを前2mm後ろ3mmに。
これでかなり走りやすくなりました。

走行時のサーキットDoさんのグリップがかなり良くて、ちょっとお椀を踏むと即転倒します。
オフセット2ホイールとホイールスペーサーで車幅広くした方がいいみたいです。

もう少し詰めたいんだけど時間がないのでデフの交換に移ります。
フロントデフをワンウェイに交換。
Youtubeでは河野さん全否定、サノタケさんの本では触れられることすらなかったワンウェイですが、どんな動きになるのか。

結構いい。
前に出るし、ちゃんと曲がるし。
ただフロントブレーキ効かないせいなのかコーナーで直角に曲がったりして、大幅にセッティングと操縦方法の変更が必要な感じ。
TB-04にワンウェイ入れたときもこんな動きになったなあ。
時間がないのでワンウェイ利用は今回は見送り。そのうち煮詰めてタミチャレで使うことにします。

ワンウェイ、前進時はリジットの動作するから前に進むし、最近のシャシはちゃんとしてるから曲がるし、いいんじゃないかなあ、と思うんですがどうでしょうか。見直す時期じゃねえの?

というわけで3本ほど走ってシェイクダウンは終了、特にトラブル無く走り終えました。

感想としては、動きが軽快。悪く言えば節操のない動き。でもラフな操作しても破綻しない。
メンテナンス性はあまりよくなくて、キャンバー角変更時とかかなりめんどくさかった。もうやりたくないレベル。

これから始める人向けのメモとして、
リアのトー角調整機能追加は必須。
TRFダンパー使用時は、キット付属のバネから交換することを推奨。
グリップがいいところ走るときは、オフセット2ホイール使うことをおすすめ。

そんな感じです。
さーレッツタミグラ!

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