タミヤ TT-02のバッテリーをテープ止めにする

タミヤ TT-02のバッテリーをテープ止めにする

シーズンOFFでネタが無いのでバッテリーのテープ止めなんかについて書いてみます。
昔は普通にテープで止めてたんだけど最近はそうでも無いんで知らない人もいるかも、ってことで。
ちょうどTT-02のフル整備しててロワデッキに穴開けてた、ってこともあって、薄いネタですがこれで1本書きます。

・バッテリーをテープ止めする理由

タミヤのキットってたいていはバッテリー押さえパーツがあるんでテープ止めする必要はありません。
昔のキットでもバッテリー押さえパーツはあったんですが、テープ止め用にテープを通すスリットもあったりしました。TA04とか。最近のはあんまり見かけないです。

あ、TA08があったわ、A4パーツにスリットあるけどあれ多分テープ通す用のスリットだわ。

で、テープ止めすることでバッテリ押さえ用のパーツを使わないで済むんで軽量化できる、ってのがテープ止めする理由です。
TT-02ではB2やD1パーツ使わなくていいんで軽くできます。
バッテリーが暴れなくなる、ってのも利点です。

でも最近のレギュレーションではリフェバッテリーを使うことが多くて、そうなるとバッテリー側が軽くなるんでバランス考えてバッテリー側に重り積むことが多くなってます。
「せっかく軽くしても重り入れるんじゃ意味ないのでは?」
と思いますが、バッテリーの下に重りを入れることで低重心化が可能です。
「その程度の軽量化とか低重心化で効果あんのか?」と思いますがそれはそれ。「ある」と強く思い込めばあるんです。
また、古い人は「テープで止める」って儀式でテンション上げてたりします。

テープ止めですが、もちろんレギュレーション的にも問題ありません。

でも自作パーツの追加は禁止

バスタブタイプのみ、ってなってます。
TB-05とかTA07、08のロワデッキは形状的に「バスタブ」って呼んでいいのか迷う。
不安な方はタミヤに電話して聞いてください。

・具体的にどうすんの?

TT-02の場合はロワデッキの加工が必要。
ドリルで穴開けて

ニッパーでカットして穴を繋げて

デザインナイフでカットしてやすりで仕上げて完成。

400番紙やすり通してます

ドリルは2mmのかな?使ってます。あんまり太いの使うとロワデッキの強度が変わってくる気もします。
でもあんまり細いとテープを通す時にイライラします。
強化タイプのロワデッキに穴を開けるときは、電動ドリルとか使わないと手が死にます。

タミヤのグラステープの幅が確か20mmなんで、25mm位のスリット作るといいと思います。
あんまり狭いとテープを通す時にイライラします。

私の場合は、リア側にバッテリーのケーブルを持ってくるんでリア側のスリットは外側に逃がしてます。
メカの積み方によっては逆の人もいると思うんでその辺は自分の車に合わせてください。

カットした後がとがってたりするとテープ切れるんでやすりで滑らかにしてやるといいです。一度切れました。

テープはこんな感じのグラステープ使ってください。

タミヤ製のグラステープがあったはずなんですがアマゾンのリンクが見当たらなかった。
最近のキットでは使わないから品切れになってるのかもしれませんが、ショップ行ったら並んでるんじゃないかな?
なんか限定で青いグラステープもあった記憶が。

このテープの使い方ですが、まず15cmくらいの長さにカットしたのを2本作ります。
新庄監督がよくやるポーズの親指から小指まで、くらいの長さです。
そんで1本を前に、もう1本を後ろに使います。

長さ5cm分くらいをロワデッキの底面に貼って、

貼り方は結構アバウトです

スリット通して折り返してバッテリーに貼ります。バッテリー側テープの先端を5mmくらい折り返しておくと剥がしやすいのでおすすめ。

画像の上がリア側、スリットは外側に逃がしてます

レースの時はもう1本、横から貼って強化してたりします。

バッテリーが暴れないように

・終わりに

バッテリー交換ごとに毎回テープを交換する必要はありません。サーキット着いて朝テープ貼って1日使えると思います。
激しく走らせてたり屋外コースだったりすると1日持たなかったりするんだけど。

一度グラステープ忘れてサーキット行って、しょうがないからマスキングテープ使ったんだけど意外と持ちました。
でもレースの時はマスキングテープ止めはやめたほうがいいです。

TT-02カテゴリの最新記事