※随分前に書いた記事なのですが、あっためてるうちに新型のミディアムナローレーシングラジアルが発売されてしまいました。2022年7月時点で新ロットは比較的バラツキが少ないんで測定はあんまりしなくていいかも…
過去にタミチャレタイヤを解析したときに、「バラツキがあるんで硬度測定した方がいいですよ」て書きました。
この辺。
当時はおいらも探り探りだったんですが、何度かやってなんとなく手法が確立してきたんで書いておきます。タミグラも近いし。
・タミチャレタイヤって硬さにバラツキがありますよー
「SP.1023 ミディアムナロー レーシングラジアルタイヤ」
タミヤ SPARE SP 1023 ミディアムナロー レーシングラジアルタイヤ
でも
「47302 5本スポークホイール白 接着済みラジアルタイヤ 24mm・オフセット0 タミチャレ公認タイヤ」
dp
でも、硬さにバラツキがあります。
ロットによって偏るのか、と思ってたんですが、同一ロットでも硬い柔いがあるんでやっぱり測定した方がいいです。
ラジコンはタイヤで8割決まります。
タイヤが指定されているレースでは、こういうマネジメントは超重要。
※「柔らかいタイヤ=良いタイヤ」「硬いタイヤ=悪いタイヤ」というわけではありません。
・レッツ測定準備
SP.1023 ミディアムナロー レーシングラジアルタイヤを例にしますがタミチャレ用組み完タイヤでも同じです。
用意するタイヤは多いほどいいです。
おいらは3セット6本とか4セット8本くらいでやってます。
でもSP1023て最近(2022年春夏)入手が難しくてねえ…
購入したら1日は室内で放置してください。
温度でゴムの硬度が変わりますので安定させます。
手の温度でゴムの硬さが変わるのを避けるため、測定時はなるべくタイヤに触らないようにしてください。
硬さを書き込む紙を用意してください。
おいらはこんな感じの表をエクセルでやっつけで作りました。
プリントアウトして数字は手書きしてます。
適当なノートでもエクセルに直で入力でもかまいません。
そんで一番重要測定器。
「OBEST デジタル硬度計 A型 ゴムタイヤ硬度計 ゴム ガラス プラスチック 革 硬さ デジタルゲージ 測定工具 測定範囲0-100HA」
デジタル硬度計 ゴムタイヤ硬度計 ポリエステル樹脂 革ラバータイヤ 測定工具
買ってください。
・レッツ測定!
※あくまで私の方法です。
「OBEST デジタル硬度計 A型 ゴムタイヤ硬度計 ゴム ガラス プラスチック 革 硬さ デジタルゲージ 測定工具 測定範囲0-100HA」
デジタル硬度計 ゴムタイヤ硬度計 ポリエステル樹脂 革ラバータイヤ 測定工具
を用意します。
測定位置ですが、私はタイヤ側面にある「TAMIYA」ロゴの「M」部分を中心に、右回りで90度ずつ計4箇所測定しています。
別に左回りでも45度ごと計8か所でもかまいません。
タイヤのここの部分に針を当てています。
測定器を押し込んでいくとタイヤが潰れますが、少し潰れたらその時点の数字を記録しています。
数字が暴れますが、2秒ほど待ってその時の数字を記入しています。
タイヤは手持ちじゃなくて、硬い物の上で測定した方が安定するのでいいと思います。
注意すべきところとしては「真っ直ぐに押し込むこと」
タイヤが傾いてたり、硬度計が傾いてると正しく測定できません。
・レッツ選別!そんで組付け!
数字が少ないほど柔らかい、てことになっています。
測定して表に数字を埋めていき、表の横軸を足します。
合計して一番数字が少ないタイヤが一番柔らかいタイヤ、ってことになります。
そんで柔らかいタイヤ上位2本はリア用に、柔らかいタイヤ3位4位はフロント用にします。
上の例だと1、2がリア用、5、3がフロント用。
使わなかったタイヤは次回使えるかもしれないので次回測定時に一緒に測定します。
5位6位だったタイヤが次回3位4位とかになることもあるんで捨てないように。
でも一番硬いタイヤってだいたいずっと「硬いランキング1位」をキープし続けるので使いようがありません。まあしょうがないよね。
硬いランキング上位2本はライバルにプレゼントする、ていうのがいいんじゃないかな。「超いいタイヤだからリアに使って」とか言って。(腹黒)
・注意!
新しいタイヤを購入し測定する際は、前回測定したタイヤも測定しなおしてください。
測定時は環境を合わせないと意味がありません。
また、左右の組み間違いは十分注意してください。
せっかく測定したのに組み間違えた、ってのはあるあるですが悲劇です。