タミヤDB01ドゥルガをレストアしてちゃんと走らせてみたい③

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手持ちのDB01をレストアしまーす。
第3回目、今回で完成させたい。前回はこちら

・㉔ステアリングサーボの取り付け

サーボマウントはこいつらが使えます。

右側(ベルト側)

左側(外側)

サーボ取り付けビスはこれ使った方がいいです。

サーボ周りはかっちりしておきたいんで入れておきました。

・㉗ホイールの組み立て

ざっと飛んで27番。
DB01含むタミヤ4駆オフ車のホイール、タイヤ事情が良くわかんなかったんで整理しました。

まず4駆オフ車のタイヤサイズ、メジャーなのが2種類あるっぽいです。
62/25と62/35って奴。
62てのは直径で、その後ろの25とか35は幅、つまり25mm幅と35mm幅ってことらしいです。
で、25mmの薄いほうをフロントに、35mmの太いほうをリアに履かせろ、ってことみたい。
マイナーだけど直径85mmみたいなのもあるみたい。

で、DB01とかミドルクラスのオフ車には「デュアルブロック」てタイヤ履かせるのがメジャーみたい。
デュアルブロックには「K」と「C」があって、Cの方が値段が高い。
おそらくCの方がソフト。

こういうの、オフ車使いの方には常識みたいだけどこちとら素人なんでわかりませんわ。

レースに使う物って高額な物の方がいい物、て感じですが、ラジコンのタイヤに限れば路面に合う合わないがあるんで高ければいいってわけでもありません。
てわけでC使っておけばOK、てことにはなりません。
お店の人におすすめ聞くのが一番だと思います。

そんでドゥルガはデフォルトではデュアルブロックKがついてるみたい。
デュアルブロックCを1セット買って路面によって使い分け、て感じでなんとかなるんじゃないかな。

カーペットやアスファルトではあまり使わないけど、ピンスパイクっていうスパイクタイヤもあるみたい。
芝とか土路面走る予定はないんでそっちは放置します。

・㉘リアホイールの取り付け

ドゥルガって車のリアホイールは六角ハブではなくピンで止めるって形になっています。
なので専用のホイールが用意されており、汎用の六角ハブ仕様のホイールは使えません。
「OP.1669 バギー アルミ六角ハブ リア」てのを付けて六角ハブ化すれば汎用の六角ハブ仕様のホイールが使用可能になります。
ドゥルガ専用ホイールはまだなんとか購入可能ですが、「OP.1669 バギー アルミ六角ハブ リア」を付けた方が選択肢広がるし、汎用ホイールの方が安く買えたりするんでこっちの方がいいんじゃないかなあ。

ちなみにDB01RRRになると最初からこの六角ハブがついてるみたい。

フロントは最初から六角ハブですが、ツーリングカー用なんかと比べると少し小さいサイズになっておりこっちも汎用ホイールが使えません。
オプション入れると汎用ホイールが使えるようになります。

ちなみにTD4のタイヤは
OP.88 6024・4駆前輪スクエアスパイクタイヤ
OP.84 6029・後輪スクエアスパイクタイヤ
というのを使っている模様。超昔のだ。
OPが2000番台まで出てるのに2桁番号がいまだに使えるってのはすごいね。
サーキットDoさんの路面では、デュアルブロックよりもこれを履かせるのがいいらしい。

じゃあ俺もこれ使う!ってことで前後六角ハブとこのホイールとタイヤを購入、組み立てておきます。
TD4の説明書読んでもインナーの指示がないんで「?」ってなったんだけどこのタイヤってインナー入れないみたい。

このタイヤは頭についてる「6024」てのが直径(60mm)と幅(24mm)らしい。
ちなみにデュアルブロックは62/25で、62mmと25mm。デュアルブロックの方が一回り大きい。
あ、デュアルブロック使えば直径でかいから直線で勝てるんじゃね?と思ったんでちょっと考えよう。
サーキットDoさんのTD4レギュはデュアルブロック含むタミヤ製バギータイヤ使用可、なんで。

て感じで完成。
ロワデッキ交換しちゃったからほぼ全バラでした。

リア側、見てこの配線さばき!

・OPTIONS

スタビライザーが用意されていて、「OP963TRF501Xスタビライザーセット」てのと「TRF197ハードスタビライザーセット」の2種類が出ています。
どっちも今は品薄で入手は難しいと思いますが、他車のロッド流用して作れそうな気がします。
買った記憶が無いんだけどOP963は持ってました。2008年発売らしいからキットと同時に買ったんだろうなあ。

ダンパーのスプリングも購入してました。
アルミダンパーに付属してたのがミディアムで、オプションのスプリングはこちら。

OP927 DF-03 セッティングスプリングセット

ソフト、ミディアム、ハードの3種類入り。ミディアムが被る。

・レッツボールデフ慣らし!

ボールデフ組み直したんで慣らします。
足立伸之介流のボールデフ慣らしです。

ツーリングカーのボールデフ作るときに参考にさせていただきました。
世界一の人が作るボールデフなんだからいいに決まってる。

要約すると、

デフを好みのところまで締める。
モデファイドモーター使用でスロットルトリムを前進6割くらいにしておく。
片方のタイヤをつかんで動かないようにして1分位。(前回2分って言ったけど1分でいいわー、てことです)
反対のタイヤを止めて1分位。
デフを好みのところまで締める。

を、デフが緩まなくなるまで。
だいたい4回から5回くらいで緩まなくなるのが一般的。

そもそもボールデフの組み方はこの辺。

今回はいっぱい締めてから戻してます。滑らないのは確認しています。
フロントはいっぱいに締めてから45度戻し。
リアはいっぱいに締めてから180度戻し。リアはちょっと緩いかもしれないんで走ってから調整します。
ボールデフ調整はこれが正解!てわけでは無く、その人の好みとか考え方とかがあるんで参考程度にしてください。

・レッツアライメント調整!

このロワデッキ、タミヤリフェ積むと結構スペースが余ります。
スポンジやウレタンを入れて走行中に暴れないように調整しました。
重量物は中心に寄せる方がいいんだけど、重量バランス考えると外側に寄せた方がいいんじゃねえかな、てことで今回は外側に寄せています。

前寄せで外側寄せ

この手の隙間テープ使っています。

本来ならもう少し硬いウレタンスポンジとかの方がいいと思います。
でもあんまり硬くしちゃうとバッテリー入れるときにちょっとめんどくさくなるんで…

ちなみに乗っけてるバッテリーは新品です。
撮影のために新調しちゃった!わけではなく、バッテリー用のリチウムなんちゃらが高騰してて実車の走行用バッテリーも上がってるみたいだし。タミヤが頑張るから値上げしない、大丈夫!て意見もあるけど、今のうちに買っておいてはいかがでしょうか。

アンプは余ってる03アンプを、送受信機はKOのEX-NEXTとその受信機を使います。
サーボはフタバの名機BLS551がついてました。
当時からKOのプロポ使ってたんだけどKOからはいい感じのロープロサーボが出ておらず。
フタバのロープロが気に入ってて9551とかこの辺を好んで使ってました。
その後KOからも使えるロープロが出たんで、お役御免となったBLS551はこのシャシに、て感じ。

まず重量バランス調整、前721g後ろ828g、右757g左789g、て感じ。

バギーって3次元で動くからツーリングよりも重量バランスが重要なんじゃないかな、って思います。
左右は同じくらいにした方がいいんじゃないかしら、ってことでいい感じになるようにバッテリー下にウエイト積みました。
最終的に右777g左785gて感じ。

ニッケル水素時代の車だからリフェ積むとやっぱりバッテリー側が軽くなっちゃうよね。

重りはこんなの使ってます。
形が結構自由になるんで便利。

前後は設計時に色々考えてくれてるんだろう、てことであえて変えない方向で。
前後50:50にしたら着地で頭打つようになった、とかありそうでおっかなくていじれません。
バギーは頭が重い方がいいのかお尻が重い方がいいのか、この辺をちょっと調べたけど情報全然出てこねえのな、ラジコン人口の減少を感じますわ。

アライメント調整はジーフォースのセットアップシステム使おうと思ったんだけどアクスルがうまく入らないんで使えません。うーむ。目検討と昔から使ってるキャンバーゲージで設定します。
京商のオンロード用使ってるんですが普通に使えました。
下はタミヤのだけど、一個持ってた方がいいっす。

で、まず車高なんだけどどれくらいにすればいいのかよくわかんない。
調べたけどあんまり出てこなくて。
20mmから30mm、って情報があったんでそれくらいでいいのかな?とりあえずデュアルブロック履かせて前後30mmに。

フロントトー角、キットだとトーアウト1.5度になるみたいです。
目検討で合わせます。

そんでキャンバー角。
フロント1.5度でリアが1度くらいになるみたい。そんな感じになるよう調整します。

てわけで次回、走行編です。

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