タミヤ M-08の足(Cハブ)が壊れやすいのをなんとかするべく考える

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てわけでコラムです。

M-08のCハブ(C5番パーツ)は壊れやすくてユーザーの工夫のし甲斐のある部品です。
工夫したくてしてるわけじゃねえよとっても楽しいですね!

矢印部が即壊れる

幸い私は壊れていませんがお碗踏んだだけで壊れたという話しも良く聞きます。
こないだもコースマーシャルやってたら落ちてたC6パーツを見つけました。
誰か壊したんでしょうね。
てわけで以前の予告の通り、対策を考えます。

・対策ってなんだよ

私が使っていたM-07のCハブは壊れたことがありませんでした。
肉厚に作られていて、普通に走ってる分にはまず大丈夫だからでしょう。
じゃあそれを流用しようと。
しかしそうするとキャスター角が0度になります。
ちょっと走りにくそう。
じゃあサスマウントでキャスター角(スキッド角になるのかな?)つけてやればいいんじゃね?ってことで。

買いました。

一番角度が小さいやつで4度ですがM-08のデフォは2度。
これをつけて4度にすると直進安定性は上がりそうですが曲がらなくなりそうです。
でも現状の2度だとクイック気味なんで、私は3度くらいにしたいと思っています。
じゃあ角度変えてやればいいんじゃね?

というわけで頭を悩ませます。

現状が①で立っている棒が4度のキャスターだとします。
②のように、ベースになるパーツ(この場合アルミフロントサスマウント)の、「前を1度下げる」か「後ろを1度上げれ」ば3度になるし!ということで何か方法を考えます。

B9パーツ(アルミサスマウント)はネジ4本で止めてますが、これの前2本にスペーサー入れて前を1度下げることにします。

赤丸のとこにスペーサ入れます

・1度ってどうやって計るのよ?

CADデータとかあれば楽なんだけどないんで実際に計って計算します。

①Mの後輪のトー角調整なんかで使ってる、タミヤでよく使うワッシャの厚みが0.48mmです。

②B9パーツのピン間距離が約17mmです。(見にくくてすいません)

③17mmの距離に0.48mmを入れると約1.6度角度がつきます。(計算しました)

というわけで、ワッシャを1枚入れると1.6度角度がつくってことにしてください。
ワッシャの大きさとか測定誤差とか樹脂強度とかあるでしょうからおおまかな目安ってことで。

なので、OP1786の、前のネジ穴にワッシャを1枚入れれば、キャスター角は2.4度になります!(多分)。
3度にしたいけど0.6度位は目をつぶります(そもそもアバウトだし)。
計算違ってたら恥ずかしいけど、これで一度走らせてみます。

ちなみにワッシャの厚みを変えれば角度も変えられます。
三角関数で計算できるのでやってみてください。久々に頭使った。

・で、走行フィーリングはどう変わるのよ?

私の希望としては、そんなに変わらないか落ち着いた方向、直進安定性がアップする方向が希望です。

実際は、というと、直進安定性なんかはあまり変わらないイメージですが、フロントが重くなることによる安定感が素晴らしい、と言う感じ。
ラインはずれると暴れるような感じがありましたが、随分収まりかなり走りやすくなりました。おすすめです。

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