11月に行われる十勝ラジコンサーキットさんのタミチャレ統一ディで540レースってのをやります。
9月に遊ばせていただいたし、今回は会場借りてでかいところでやるってことでした。てことは参加者多い方がいいだろ、って思って参加です。
今回は移動やらレースレポートやら。
前回はこちら。
・札幌から十勝ラジコンサーキットまでに移動の話し
前回書いたんでざっくり書くと、札幌を6時出で高速使って10時着、って感じです。
高速代金は3000円くらいかしら。
札幌からだと峠を越えるんで積雪期は結構きついんだけど11月頭はまだ大丈夫でした。トンネル多くて気を使う。
・特設会場の話し
今回は旧長崎屋特設会場、で行われます。
「旧」、てつく理由は2023年7月に長崎屋自体は閉店したから。現在は「帯広駅南ビル」て名前になってます。
長崎屋は撤退したもののテナントがいくつか残っておりビル自体は営業中。でも2024年3月末で完全閉店なんだって。
中は結構な数のテナントが抜けておりかなりさみしい状態ですが廃墟、てほどではないです。
今回は2Fの空きスペースにカーペット引いて開催されました。以前は催事物とかやってたスペースかな?
同じフロアにインデアンカレー(だっけ?)とかあるんで食事は問題ありませんが来年にはこのビルごと無くなるらしい。
・レース当日の流れ
12時レース開始。
開店は10時なんで11時半くらいまでは練習可能。
予選は2分、決勝は4分。
予選2本、タミグラ同様の前後2列の一斉スタート、そんで決勝、て流れでした。
終わったのが16時くらいかな。
ヒート間が短くてかなり忙しかった。会場の都合もあるんだろうししょうがない。
・車の挙動はどうだ?ていうかそもそもボディは何使うの?
せっかくボディ自由、てんだから盛り上がるやつ使います。
予選1本目はコルベット。
これは大昔にタミグラ浅草でもらった景品。
土曜の大会で当たって日曜にも当たって2枚になった、という。
塗り完なんできれいです。
挙動はややアンダーだけど車高低くてこのコースではいい感じに動くと思う。
サーキットDoさんではリアトー無くても走れた。
予選2本目はランボルギーニカウンタック。
すげえだろ。
ウイングも純正だ。
挙動としてはこれも弱アンダーなんだよ純正ウイングでも。よくできてるよなー。
でもコルベットに比べるとリアが不安定。
事前にサーキットDoさん行って動きを確認してます。
1本目はこんな感じで、2本目はここを変更して、て感じで段取りしてました。
まあ路面で変わるんでそこは要調整なんだけど。
ちなみに何度か書いてるけどセッティングの順番として最初にやることは「リアグリップの確保」です。
リアグリップが無いとスピンカーとなってまともに走りません。
でもリアグリップが強くなるとフロントグリップが薄くなって曲がらなくなります。
がんばって曲げましょう。
・レッツレース!
今回はタミヤからのゲストとして大畑さんがいらしてました。
大畑さんにはタミグラの車検でチェックされ続けたので顔見ると反射的にドキッとしますね、後ろ暗いところは無いんですが。
実況やってくれてて大変盛り上がりました。
ちなみにおいらはタミチャレGTにも参加してますが、あんまり面白く無いんで放置です。
予選1本目は、まあめちゃくちゃ。
予想通り25mの直線あったんだけどスタート位置がずいぶん前なんですよ。スタート即コーナー、て感じ。これはどんがらがっしゃーんてなってもしょうがない。他ヒートもほとんどクラッシュしてた。
スタート後の直線はなるべく長く取って1コーナーまでにばらけるようにしないとどんがらがっしゃーんが発生するんです。タミグラのスタート練習ならまだしもスタート位置をあそこまで前に出す意味がわからなかった。
予選2本目はカウンタック使ったんだけどなんとバッテリー射出。ラジコン人生で初。
おいらTTのバッテリーはテープ止めしてるんだけど、どうも1本目のクラッシュでテープが切れかけてたぽい。
マーシャルに直してもらったもののこんなの下位に沈むに決まってるじゃん。
決勝はフォードライトニングF150投入。
まあどうせBメインだしシビアなレースでも無いからいいだろ、ってことで。
TT-01Eに付属してたんでレギュレーション的には問題無いです。
ちなみに浅草タミグラでボディ自由クラスがあったらこれで参加してました。
このボディの挙動としてはリアのグリップが悪いのでテールスライドし気味の動きになります。
そんで前面投影面積が広くて空気抵抗が大きいせいか、終盤になるとモーターが垂れてスピードが落ちます。レース時間が長いほど不利。じゃあ予選で使えっていう。
レース展開は結構きつくなるんだけどリア滑らせながらコーナー回るんで見てる人に受けはいいんですよね。
以前はカスタマー経由で注文できたんだけど今はどうかなあ。まだあるかなあ。気になる方はタミヤに電話で問い合わせてみて。
こういうボディ最近見ないよねえ。マツダ3とか当てはまるか?
使うコツとしてはボディのリアをやや高目に止めることでしょうか。
こうすることで多少リアグリップが稼げます。使う方は参考にしてください。
でも路面によってはハイサイドします。今回は大丈夫だった。
で、決勝グリッドはBメイン5番手。まあ予選は1本もまともに走れてないからそうなるよね…
スタート直後に前の2台が接触して即3位に。
車の動きに慣れつつプッシュします。周回遅れが出てくるまでが勝負、と思ってたけどインフィールドで徐々に離されたw
周回遅れが出てきて混乱しはじめます。前走車はそのうちクラッシュするだろ、て慎重な運転で様子見てたら案の定の展開になり1位に。
2位がすぐ後ろから追ってきますがおいらの車の方が直線が速いんでコーナーで詰められても直線で離す、て周回繰り返してたら2位が自滅、これでずいぶん楽な展開に。
そのまま1位でゴールしました。他の選手より1周多かった!すごい!トラックで!
動画がこちら。
・終わりに
最初はグリップが悪くてレースが進むにつれて上がっていく、ていういつもの感じなんですが、グリップ具合がタミグラカーペットと違うんでずいぶん混乱しました。話し聞いたら以前グリップ剤OKのサーキットで使ってたらしいです。カーペットの一部が真っ黒になってたりしたからねえ。
おいらの車、フロントに比べてリアグリップが悪くて、コーナーのブレーキングでリアがスライドしたり立ち上がりでリアがスライドしたり、て挙動で。
練習走行はリアトーは2.5度で走ってちょっと不安定だったんだけど、次のヒートではグリップ上がるだろう、て変えなかったんですよね。
決勝になって3度投入してずいぶん楽になったんですが、こんなことならもっと早く入れておけばよかったわ。
OP.1549 TT-02 アルミリヤアップライト (2.5度)
OP.1733 TT-02 アルミリヤアップライト (3.0度)
フロントにOP440の赤バネ、リアに黄色バネ使ってたんだけどフロントも黄色にすべきだったかなあ。
オイルも300番入れてたけど400番にするべきだったかも。今になって気が付いたけど。
忙しいと充電優先したりタイヤ管理したりで他のことがおろそかになっちゃうね。
で、総括ですがこの540レース、元は釧路ベースさんでやってたレギュレーションなんだけど、まあ昔からいろんなところでやってるよね。北戸田のイエローサブマリンでもやってた。
「TT系のシャシにキット付属モーター」っていうレギュレーションなんで、レースやったことの無い人にも参加しやすいように、て意向なんだと思います。それこそTT買えば参加できる。
前回も書いたけどこういうゆるいレギュレーションこそ過熱、先鋭化しやすく、細かいルールやら厳しい車検チェックなんかが増えていって、最終的には終了、ということが起こりがち。
レギュレーション内での工夫もいいけど、ほどほどのところで辞めておかないと初心者が入って来にくくなっちゃうんで、参加する方はちょっと気にかけてほしいです。今回はゆるくて楽しかった。
2回優勝したら次回からウェイトハンデ2kgとかレーシングスリック指定とか一人だけルマン式スタート(※)とか、なんかハンデ与えた方がいいんじゃないかなあ。
※操縦台にプロポだけ置いて操縦者は別のところで待機、スタートと同時に走ってきて操縦台に駆け上がって操縦開始、て方式。本家同様事故が多発するのであまりやられなくなりました。