どうもラジコンのバッテリーって「充電終了してから走り出すまでが短ければ短いほどいい」らしいです。
ニッカド、ニッケル水素の時代からこんな感じで、ワークスの方はバッテリーの充電時間の管理に細心の注意をしていたとか。
LF2200も同様なので、放電にかかる時間と充電にかかる時間について調べてみました。
・抜くのにかかった時間がこんなもん
LF2200、3本をGD200で放電し時間を測定します。
満タンから抜いた際の時間です。
LF2200の個体差があるので時間が少し変わっています。
周辺温度の影響もあると思います。あくまで参考に。
・充電するのにかかる時間がこんなもん
LF2200、3本をiCharger X6で充電します。
充電時間については、充電器によって大きく変わるので自分の持ってる充電器使って時間計ってください。
ほんとバラバラです。
同じバッテリーで3回、よりも3本のバッテリーで1回ずつ、の方がばらつくのでいいと思います。
また、充電器にも時計ついてるけどあんまり信用しない方がいいかも。
自分の時計で測った方がいいです。
・充電後に下がっていく電圧がこんな感じ
充電終了すると電圧がどんどん下がっていきますが、LF2200の下がりっぷりはこんな感じのグラフになってます。
サンプル数が1本なんであんまり正確じゃないんですが。
こんな感じなんで、充電終了即走行、ってのがおすすめです。
そんで1週間放置しておくと6V切って5.9Vとかになったりします。
トリクル充電っていう極低電流で充電し続けて電圧下がらないようにする、っていう機能を持った充電器もあるんですがニッカド、ニッケル水素用ばかり。
とりあえず iCharger X6ではリフェをトリクル充電はできません。4010Duoでもできないみたい。
そもそもリフェ用でトリクル充電ができる充電器があるのかしら。あったらコメントでこっそり教えてください。
・レース時の考え方としてはこんな
具体的には、例えばレース開始が13時だとします。
あらかじめ満充電したバッテリーを、放電(6分)→充電(16分)→出走準備(2分)だとすると合計で24分かかります。
逆算して12時36分から放電始めるといいんじゃないでしょうか。
でも間に合わないと周りに迷惑かけたりあせってうまく操縦できなくなったりトラウマになったりするんで何分かマージン取った方がいいかな、と思います。
タミグラでは細かいタイムスケジュールが発表されませんので、予選2分レースだったらだいたい1ヒート5~6分、て感じで逆算してください。3分レースなら6~7分とか。
でもこの時間は結構ぶれるんで毎回悩むところです。
ちょっと前に話題になった超高電流充電ですが、常識外の高電流充電よりも時間管理の方が重要だ、って意見の方を多く聞きます。
むやみに充電電流を上げないで、こんな感じで「時間」をちょっと気にしてみてはいかがでしょうか。
前回も書きましたが、普通に充電できる充電器があって放電器持ってないなら、iChargerに買い替えて超高電流充電するよりも、放電器買う方が先だと思います。