タミヤ TT-02(のトラック)で走るその③ 舵角加工編

タミヤ TT-02(のトラック)で走るその③ 舵角加工編

TT-02の舵角について考えます。
一般的に実車でもラジコンでも、少ない舵角で曲がった方が抵抗が少なくなりスピードが落ちないので速く走れます。
なのでなるべく少ない舵角で曲がれるようにセッティングするべきです。
でも曲がらないもんは曲がらないのだ!
というわけでTT-02の舵角増やす加工について考えます。

・そもそもTT-02の舵角は?

TT-02を普通に組むと、舵角は13度程度になっていました。
サスアームのストッパーに干渉するのでそれ以上曲がらないようになっています。
うろ覚えですがTA07の舵角が17度くらいだったんで「13度って結構少ないんだな」と思いましたがまあこんなもんだろ、ってことで走ってみましたがまあやっぱり曲がらない。タイヤがひどいってのもあるけど。
ちなみにMなんかは舵角が20度くらい行ってるみたいです。

赤線がTT-02で青線がTA07、こうやって見るとあんま変わんねえな…

・なんでこんなに制限してんだろうか

TA07と比較すると4度くらい差があるわけで、なんでだろうか、という疑問が出てきます。理由によっては舵角増やせるわけで。

調べてみると、TT-02は純正ではドックボーンなので「あんまり舵角を増やすとドックボーンが外れちゃう」てことで制限してるみたいです。初心者向けシャシなんで、みんながみんなユニバ入れるわけでもなかろう、ってことなんでしょうね。
でもそういう理由ならばおいらのはユニバどころかダブルカルダン、どんどん舵角増やしてもいいんじゃないの?

・17度まで曲がるように加工してみる

てわけで加工してみます。目指すは17度。
まずサスアームのストッパーは全部切り取ってしまいます。

タミヤのクラフトソーとニッパーでカットしました。

そうすると今度はD15が邪魔になるんだけど、D15なんかそもそもいらない(!)て話しも聞きました。
外すとシャフト暴れる気がするんで一回試してみます。

取っちゃった

外した状態で動かしてみるとなんの問題も無さげ。外してしまいましょう。
そもそもTT-02typeSなんかではD15ついてないし。

これで舵角増えました。
こうなるとどっかに接触すると思うんで、プロポの方で舵角の制限をしてやるといいと思います。
おいらはセッティングシステム使って左右ともに18度になるようにしておきました。
とりあえずどこにも接触してません。

・曲がらなければ

偉大な先人がおっしゃってました。
「曲がらなければ速度を落とせばいいじゃない♪」
これは深い言葉だなあ、と心に刻み込んでいますが、レースではそれじゃ勝てないわけで。
じゃあ勝てる速度で曲がれるようにすればいいじゃない、てことになるんでしょうねえ。

・おまけ:OP.1947 TT-02 カーボンダンパーステーIIについて

トラックは頭が重くなるし、ボディポストがダンパーステーから生えてるんで、フロントだけでもカーボンにしとくか、ってことで導入しました。
ダンパー取り付け穴の高さが変わるのか、副次的な効果として車高が下がりました。
トラックはタイヤでかくて車高上がり気味になるんで結構おすすめパーツかも。

高額なのでリアは樹脂のままです。

次回は走行&タミグラ参戦編

TT-02カテゴリの最新記事