てわけでコラムです。
タミヤのブラシレスモーター02シリーズは進角いじることで回転数を変えることが可能になっています。
ぐっ、と回せば一気に高回転に、戻してしまえば遅くなります。
というわけで17.5tモーターを測定し、場合によっては調整してやろう、という企画です。
タミヤの17.5tモーター、2020年からMシャーシのレースで使用可能になりました。
Kv値の限界が2200kvってことなのでここまで回るようにしていきたいと思います。
使ったのが京商の「ブラシレスモーターチェッカー」という機械。
簡単にkv値測定が可能になります。
ちなみに5年位前に購入したもので、現在では廃盤、しかし後継機がみんな大好きジーフォースから発売されています。
・早速測定
測定器の電源は7.2vから7.4v、と書いてあります。
説明書ではリポを推奨してましたが、ニッケル水素でも動作可能です。
8.5v位まではいけるようです。
ぱっと見てすぐわかる間違い様がない配線になっています。接続していきます。
センサーケーブルは同梱されています。
kv値の規定最大値が2200kv、これに近い程いい設定となります。
そんでモーターを箱から出して測定器に接続し、「INC」で出力をアップ、マックスまで回すと
「2191」
箱出し状態で10kv以下という超性能!もう一切いじるところはありません。
タミヤ素晴らしい!!!
・注意
この手のモーター測定器は多少ばらつきがあります。
購入したら、自分の持っている測定器と、タミヤの測定器で、どれくらい乖離があるのか把握しておくべきです。
例えば、自分の持っている測定器で計測したら2200kvだった、しかしタミヤの測定器で計ったところ2300kvとなった、ということがままあります
この場合レースに出ると回転数オーバーでレギュ違反、記録抹消となります。
タミヤの測定器で100kv多く表示される場合は、自分の測定器では100kv低くなるように、モーターを調整しておくべきです。
この機械はたまたまなのかもしれませんが、タミヤの測定器とはほとんど差がありませんでしたので安心して使っています。
しかし、タミヤ側で測定器を替えた場合は、また新たにアジャストが必要になります。
タミヤの測定器を使う機会があれば、その都度計測しておくことをお勧めいたします。