ラジコンの「突っ込み過ぎ」について考えるその①

ラジコンの「突っ込み過ぎ」について考えるその①

はい新シリーズ。
極端に上手い人の話しって理解できないじゃないですか。概念が多いから。
それを自分なりに理解しようとしてみます。理解が目的なので走りません。理屈のみになるのでぼんやりした話しになります。
私は自動車については素人で、自動車の動き(ていうか自動車の力学)については良くわかりません。私なりの解釈なので「いやそういう意味じゃない」てこともあるかもしれませんがそれは伝え方が悪いんでおいらが悪いんじゃないやい。

・「突っ込み過ぎ」の話し

2年位前ですかね、「突っ込み過ぎ」てのがYoutubeのラジコン界隈で話題になって。
「コーナリング時にブレーキが遅れる」
てのが「突っ込み過ぎ」の基本的な意味なんだと思います。(そもそも話す人によって解釈が違うのかもしれません)
※私なりの解釈なので、以降「思います」が多く出てきます。

「ははあ、なるほど」
て見てたんですがいまいち理解できないんですよ。概念の次に実践行っちゃうし。
「もう少しわかりやすく」「具体的に」「図解で」「理屈で」「エレガントに」て思ったんですが叶わないので自分なりに整理してみます。

・そもそも基本的なアクセルワークの共有が無い

まずラジコンっていうか、実車含めて車の運転全般のアクセルワーク、コーナーの曲がり方なんですが、
ブレーキかけて減速してコーナー入ってコーナーの半分過ぎたら加速する
てのが基本だと思うんですが合ってる?

図解するとこんな感じ。(以降、単純な180度コーナーでラインとクリッピングポイントは一定としています。要素が複数になるとわけわかんなくなるし)

これが基本の基本、教習所でも教わるアクセルワークだと思うんですよ。
でもこれが既に「突っ込み過ぎ」らしい。

・ていうか唐突に出てきた「クリッピングポイント」てなんだよ?

クリッピングポイント(クリップポイント)てのは「コーナリング時に最もイン側に寄った点」のこと。
だから走行ラインでクリッピングポイントは変わります。

で、コーナーの物理的なイン側の頂点は「エイペックス」というらしい。
絶対的な物なのでこれは不変。

赤丸がエイペックス
クリッピングポイントは走行ラインによって赤丸とか青丸になる

・じゃあ突っ込み過ぎじゃないアクセルワークってどんな?

「コーナーに入る前に減速して加速しながらコーナーを抜けて立ち上がる」
てのが理想みたいなんですよ。おいらの解釈なんでいまいち自信ないけど。

図解するとこんな感じだと思う。これが理想のアクセルワーク。(?)

・突っ込み過ぎじゃないアクセルワークをすると車の挙動はどうなる?

加速しながらコーナーを曲がるわけだからアンダー気味の動きになるんじゃないかしら。
「アンダーになる操作」をするんだから、車自体はオーバーな車にして帳尻合わせないといけないんじゃないかしら。

おいらの好みは弱アンダーの車なんですが、オーバーな車、てなるとおいらの好みからは外れてしまうなあ…。
上手い人の車がオーバー気味なのもこういう理由があるのかなあ…

・弱アンダーの車でも加速しながら曲がる方法を考える

じゃあオーバーな車を作りましょう、で終わりなんですがそれでは面白くないのでちょっと考えます。
曲がらない車で曲がらない動作をしながら曲げる為にはどうすればいいか。うーん。

ていうかコーナリングの加速減速については走行ラインやクリッピングポイント、タイヤグリップなんかについてもセットで考えなきゃいけなくて、わかりやすいからってこの辺を一定にしてたら成り立ちません。
上手い人の話しにはその辺の言及もないのでわかりにくいのかな、と。
というわけで次回はその辺について考えます。

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