中古で買ったタミヤTA05Ver2をレストア魔改造する その5

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中古で買ったTA05Ver2をクラシックカーディーラーズのノリでレストアします。毎週金曜更新予定。
前回はこちら

各部の調整

足やダンパーステーなんかは現物合わせなんで調整していきます。

・リアボディポストの調整

リアのボディポスト、以前載せたこちらの穴ではなくて、

こっちの穴が正しいことがわかりました。

こっちが正しい

どうもボディがおかしな形になると思ったんだ。
これからTA05作る方はひっかからないよう注意。

穴が大きいのでスペーサー入れて、裏からワッシャ入れてぶれないようにしています。

・ダンパーの調整

TRF420足はこんな感じで取り付けました。

フロントは後ろに3.5mm
リアは前に1mm、後ろ2.3mm

また、ダンパーの取り付け位置、ノーマルピロボールだとちょっと離れすぎ感があったので、サスアーム側のピロボールはOP.869の5mmアルミショートボールナットを使用して寄せています。

ダンパーは斜めにならないように、ダンパーステー側のスペーサーで調整しています。

アライメント調整とセッティング

・重量測定

タミヤのシャシ紹介では、「TA05からTA05Ver2になるにあたって、重量バランスが良くなった」てことになっていますが、それはニッケル水素バッテリー積んだ時の話しで、リフェバッテリー使用時にはやはり調整しておくべきでしょう。

リフェバッテリー積んで走れる状態にして、左右と前後で重量測定をします。
右が593グラム、左が668グラムです。
前は617グラム、後ろは644グラムでした。
右が軽い感じなんで、右側に40グラム強ウエイトを配置しました。
まだバランスが悪いけどあんまり重たくしたくないし悩ましいところ。

最近使っているRX-7のボディ乗っけて測定すると、全部で約1490グラムになります。
ノーマル重量ボディだし電飾装置がついているのでちょっと重くなっていますね。

昔、TB-04で結構痛い目にあったので、新しい車を組んだらこうして前後左右の重量は計るようにしています。
重さ計る機械はみんな大好きジーフォースから発売されていますので、懐に余裕のある方は下記から買ってください。
気の利いたサーキットだと「自由に使ってね」って置いてあったりします。
なんか対角線でいい感じの重量だといい感じだとか読んだ記憶があります。

1500グラム計れるくらいのはかりを2個買って、こんな感じに棒置いてシャシ置いても目安は出せます。

画像は流用

はかりは1500円も出せば買えます。やはりタニタの物がおすすめ。料理にも使えるし。
置き方によって5グラムくらい平気で変わるので結構アバウトですが、やらないよりはずっといいです。

・セッティング

タイヤは指定のC2、インナーはミディアム。
ダンパーはTRFで前は350番オイルに黄色ショートバネ、後ろは400番オイル青バネ。
車高は前5mm後ろ6mm、リバウンドは前後とも5mm
※私のリバウンドは、地面に置いたシャシを持ち上げていってタイヤが離れるまで、ってことでやってます。
前がショートバネなのは、車高がうまく下がりきらないから。
ノーマルのバネでもがんばれば行けますが、調整の幅が狭くなるのでショートバネ使いました。

フロントトーアウト1度でリアはトーイン2.5度とかかな?説明書通りです。
キャンバーはネガキャンで前1度後ろ1.5度とかにしています。

車高ゲージは下記のを使っています。
リバウンドも即わかる優れもの。そのうち説明ページ作ります。

↓何度も出てますがツーリングカーの鉄板バネ、できれば2セット買って。

特に個性は出しておらず、タミヤC2タイヤのグリップ頼みのセッティングです。
ちなみにC2も、やはり新品の方がグリップはいいようです。
また、Cタイヤよりも固いので、夏場の方がグリップ良くなるのでは、という推測も。
ボディは最近使ってる電飾付きRX7を使う予定です。

・アッパーアームやステアリングワイパーの調整

TA05系はシャシ側アッパーアーム取り付け穴が5個あって、アッパーアームの長さを変えることでセッティングの変更が可能です。
変えるとどうなるのかざっくりと説明すると、コーナーで加重がかかって車が沈み込んだ時のキャンバー角の変化量が変わります。
アッパーアームが長いとキャンバー角はあんまり変わらない、短いと結構変わる、ようです。
ようです、っていうのは、いまいち理解できてないから。大昔に色々試したのですがいまいち実感できなかったし。
なんかロール量も変わるってきいたけど、量じゃなくて円弧が変わるんじゃないだろうか。
TA07では1か所になっていることから考えると、変更したところでそれほど効果は無かったんだろ、ってことでとりあえず前後とも真ん中にしています。

前後ともここ

フロントアッパーアームは、5mmアジャスターを使っていてターンバックル間の距離が13.07mmでした。

ステアリング部は、ターンバックル間の距離が9.61mmでした。

リアのアッパーアームは、ターンバックル間の距離が12mmでした。

この辺は説明書通りに組むと鬼トーインだったり鬼ポジキャンだったりとおかしなことになりますので参考にしてください。

・完成写真

てわけで今度走らせてきます!

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