TT-02?TT-02D??、タミヤラジコンの商品名の見方2019

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てわけでコラムです

タミヤのラジコンの商品名、シリーズ名はわかる方にはわかる表記なのですが、初めての方はわからなくて当然なわけです。
「おまえら当然わかるだろ」ってスタンスなのか解説しているサイトもありませんので、ちょっとだけ書いておきます。

・これって何が違うの?

「MERCEDES-AMG GT3(TT-02)」と
「フェラーリF12TDF(TT-02)」では、
何が違うの?っていう疑問に対する回答です。

タミヤのラジコンの商品名は「ボディ」と「シャシ」が記載されていることがほとんどです。
上記の場合、「TT-02」というシャシに、MERCEDES-AMG GT3またはフェラーリF12TDFのボディが乗っている、ということになります。
上記の2台の場合、シャシは全く同じでボディのみが違います。

下記の2台も同じです。
「HKS ニッサンスカイラインGT-R GR.A (TT-01E)」
「スバルインプレッサ2004メキシコ(TT-01E)」
TT-01Eというシャシは同じで、乗っかっているボディが違います。

こういうわけなので「初心者にはTT-02がおすすめ」という記事を読んで通販サイトをみたら山ほどTT-02があって、どれを買っていいかわからない、という場合でも、好きなボディが乗っている車を買えばいいのです。

この上に色々なボディが乗る

ちなみにTT-02は、シャシにも結構な種類があり、ちょっとわかりにくいかもしれません。
簡単に解説すると、
・TT-02Dはドリフト用のシャシでTT-02とはちょっと違います。
・TT-02Bはバギー、オフロード用の車なので随分違います。
・TT-02TYPE-Sは足回りがTT-02と違い、上位車種と同じ物になっています。
・TT-02RはTT-02に最初からオプションパーツが入っているお得なシャシです。限定品なので入手は難しいですが、自分でオプション購入してセットすると同じ物ができます。
・TT-02RRは上記Rのオプションパーツに加えて一部パーツが変更、キャンバー角の調整ができるようになり、オイル封入式デフが導入されているシャシです。
こんな感じになっています。
初心者がツーリングカーを購入する場合にはTT-02、TT-02TYPE-S、TT-02Rあたりがおすすめです。(もちろんTA07とかTB05とかのミドルクラスを買ってもかまいません)
TT-02RRは、オイル封入式デフの管理が難しいため初心者にはおすすめしません。
また、TT-02TYPE-S、TT-02R、TT-02RRはシャシのみの販売で、ボディはついていません。

・TAとかTBって何が違うの?

タミヤのミドルエンドシャシという位置づけのTAとTB、現在販売されているのがTA07とTB05になります。
この2台は動力伝達方式が違います。
TAは動力をベルトで伝える、TBは動力をシャフトで伝える、という仕組みです。
ざっくりと説明すると、TAは素直かつマイルド、TBは多少クセがあるもののピックアップが鋭い、という特徴があります。
(最新のTB05はほとんどクセはありませんが)
その後ろの数字は世代というのかな、TAは7代目、TBは5代目のシャシになります。
私はベルト派なのでTAシリーズを買い続けています。

TT-は初心者向けで、現在はTT-01EというTT-01のアップデート版と、TT-02が販売されています。
TT-02は、TT-シリーズの2代目です。
どれも「新しい物のほうが高性能」ということになっています。
ちなみにTTは「TT-」とハイフンがつくのですがTA、TBはつきません。

・ボディは別売りでも売っている

タミヤの場合、ボディは別売りでも扱っていることがほとんどです。
例えばフェラーリF12TDF(TT-02)を買ったけど、日本車で走らせたい!という場合、ボディだけ買ってきて載せ替えてしまえばいいのです。
ボディのみだったら実売で3000円位で買えますので、着せ替え感覚でどんどん買って取り換えてみてもいいでしょう。

ちなみにボディが変わると走りも変わります。
色々試してみるのも面白いですよ。
ボディ自由というレギュレーションなのに、レースの時はみんな同じボディを使っているのはこういうことか、と頷けると思います。

・気に入らないボディでもとりあえず買っちゃえ

同じTT-02でも一種類だけ安い、しかしそのボディは気に入らない、でも予算的に買えるのはその一台、という場合のお話しです。
とりあえず買ってしまいましょう。
最初についてくるボディは練習用と割り切って使ってしまえばいいのです。

初心者の頃はぶつけるのでボディの痛みも速いです。
気に入らないボディだからこそぶつけても痛くない、ということで練習に励めます。
練習用のボディがあまりにも痛んできたら交換しましょう。
その時に気になっているボディを購入、丁寧に塗装して載せ替えればいいのです。

ただ、ツーリングカーにMのボディとか、MシャシにF1のボディとかは乗りませんので注意。
ツーリングカーのシャシには、ツーリングカーのボディを載せましょう。

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