タミヤLF2200バッテリーの使用回数と放電電圧に関するレポートその1

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タミヤのLF2200は一日で複数回使用可能、となっています。
(「※使用後、バッテリーが熱いときは、時間をおいて温度を下げてから充電してください。」という注意書きがあります。)

じゃあ何回目の充電が一番パンチ出るねん、てことを調べてみたいと思います。
今回はさくっと行きます。

・測定手順

①ストレージ充電して1週間(以上ですが)放置したLF2200を4.4Aで満充電になるまで充電し、12Aで5.4Vになるまで放電、その際の電圧降下を測定する(1回目)
②30分置いてから、4.4Aで満充電になるまで充電し12Aで放電、その際の電圧降下を測定する(2回目)
③30分置いてから、4.4Aで満充電になるまで充電し12Aで放電、その際の電圧降下を測定する(3回目)
④30分置いてから、4.4Aで満充電になるまで充電し12Aで放電、その際の電圧降下を測定する(4回目)
⑤30分置いてから、4.4Aで満充電になるまで充電し12Aで放電、その際の電圧降下を測定する(5回目)

5回にした理由は、さすがにそんだけ使うこともなかろう、っていう予想です。
12Aの根拠はタミチャレGTなんかで使う15.5Tモーターの消費電流。
30分の根拠はバッテリーが冷えるまで&レースのインターバル(ほんとはもう少しあるのが普通ですがあんまり時間かけてられない)

サンプルは1年間(25回程度)使用した中古品1本(2019年洛西モデル購入品)を使用しています。

使用機材は前回同様下記。
充電器:ハイテック(HiTEC)マルチチャージャー X2 AC PLUS 250
放電器:G-FORCE GD200ディスチャージャー

・結果

という感じになりました。
ちなみにこのグラフ、GD200の仕様なのかカクカクしたグラフになってしまいますが実際は角と角をつなぐような曲線になります。
n数が少ないので断言はできませんが、

・ストレージ充電に追い充電はやっぱりパンチが出ない
・2回目は初期が高いけど落ちるのも速い(とは言っても3分レースなら十分)
・3回目、4回目は2回目よりも低いけど長く続くので決勝5分とかで良さげ
・5回目は初期は高いけど3分ほどで電圧低下、さすがに疲れている模様

実際のレース時の運用としては、ストレージ充電したものを満充電してから高電流で放電、その後充電して使用する、という感じでいいのではないかな、と思います。
予選2本決勝1本のレースならば、バッテリー1本でいけないこともないので、「1本しか持ってない」て人もレースに参戦してみてはいかがでしょうか。

近日中に8.8Aで試してみたいと思います。
乞うご期待!

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