タミヤ ファイバーモールドC2はどうよ?Cタイヤと比較してみました。

タミヤ ファイバーモールドC2はどうよ?Cタイヤと比較してみました。

てわけでコラムです

全タミグラー注目のタミヤのカーペット向け新タイヤ、ファイバーモールドC2ですが、
入手しましたのでざっくりとレビューしてみたいと思います。
ネタがないので取って出しです!

・径を計る

事前情報だと「なんか大きい」「ぶかぶかする」てことが聞こえてきておりますのでまず径を計りました。
C2を4個、Cは2個です。
●直径(単位mm)
・C2:
65.6
65.6
65.9
65.0

・C :
65.2
65.2

●内径 (単位mm)
・C2:
52.4
52
52
52.3

・C :
51.8
52

計測位置は「H」の刻印と反対側で計っています。

ゴムなんでうまいこと計れていないんですが、直径は少しC2の方が大きな感じです。
内径もかな。
はめこんでもこれくらい隙間ができます。


Cっていうかミディアムナロータイヤ全般ここまで隙間はできません。

インナーを入れると顕著にわかります。
インナーとタイヤの間にできる隙間がでかい。
接着する際は、「タイヤを引っ張って隙間を作って瞬着を流し込むようなやり方」でやるとゆがみが激しくなります。引っ張らずにそのまま瞬間を流し込んだほうがいいです。
瞬間接着剤は延々と流れ込んでいくので、見極めは大事です。

・硬度
C2とCを合わせて硬さを調べてみました。

左がC2、右がCです。
あんまり変わらないイメージです。

・各写真
C2には「H」て刻印があります。Hてなんだろ。

C2とC
C2とC

C2の方が艶があります。
受けた印象としては、C2は作りが雑、って感じです。
表面処理がいまいちで、無負荷状態で真円になっていません。Cの方が丸いの。

C2が4個、Cが2個

・内側はこんな感じ
合わせ目部分の処理、Cの方が丁寧な感じです。

C2とC

・で、走行フィーリングはどうよ?

TA07をストリート@サーキットDoレギュ(15.5Tのブラシレス、ボディはストリートモデル)に合わせ、まずはCタイヤで10周程走行しフィーリングを確認します。
路面温度は 4.8度、何度か走らせているのでいい感じのセッティングになっています。
オフセット2のデッシュホイール、インナーはミディアム、タイヤはグリップ剤未使用で、一皮むけた程度のほぼ新品、美味しいところです。

その後C2に変更、10周程走らせてみます。
こちらも同じくオフセット2のデッシュホイール、インナーはミディアムです。

印象としては、曲がりません。
しかしややアンダー気味、ていう程度で「これはひどい」ていう程ではありません。
セッティングでなんとかなるかな、という気もします。

走行後の表面はこんな感じ。

皮むけたら違うのかな、ということで一皮むくべく5分程走らせます。
あまり変わりません。
たまにリアが流れます。Cではこういうことはなかったんだけど。でもまあこれもセッティングでなんとかなるかな。

結論!

C2タイヤは、Cタイヤと比較すると、ややアンダー、しかしセッティングでなんとかなるであろうレベル。
ただ、CとC2が選べるレギュレーションであれば、C2を選ぶ理由は無いかな、と思います。

前輪だけCとか後輪だけCとかにするというセッティングも面白いかもしれません。

※路面温度が極低温の北海道の冬の話しなので、あったかくなった場合はどうなるのかはわかりません。
また、もう少し皮がむけたらまた違った結果になるかもしれません。

OP.1952 ファイバーモールドタイヤ タイプC2 (24mm幅・2本)

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